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ユーザーと LDAP の同期
ユーザーに対して「LDAP と名前を同期」オプションを有効にすると、LDAP とデータベースの間で、ユーザーのフルネーム、姓、または電子メールアドレスを自動的に同期化できるようになります。これによって、LDAP でユーザー属性が変更された場合に発生する問題を回避できます。
ユーザーデータの更新は、LDAP の更新後すぐではなく、定期的に行われます。デフォルトでは、ユーザーデータは週 1 回更新されます。同期化の間隔は、wt.org.userSyncTime プロパティによって決定されます。前回の更新からの時間がこのプロパティで指定した時間を超えている場合、ユーザーが Windchill にログオンするときに同期化が確認されます。
ユーザーデータの同期化は、管理者が次のプロセスを使用して実行できます。
1. ユーザーの LDAP エントリの必須属性を更新します。
2. ユーザーが Windchill にログオンしていないことと、すべてのブラウザが閉じられていることを確認します。
3. データベースコマンドプロンプトで、次の SQL コマンドを実行します。Select lastSyncTime from WTUser where name='<ユーザー ID>';
4. 表示されている値が wt.org.userSyncTime プロパティの値よりも大きいことを確認します。
5. Windchill で、「参加者管理」ユーティリティに移動します。
6. 「参加者管理」テーブルにユーザーを追加します。
7. テーブル内でユーザーを右クリックして、「キャッシュから除去」操作を選択します。
このユーザーデータは、次回ユーザーが Windchill にログオンするときに更新されます。
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wt.session.sessionUsers.timeout プロパティの設定内容によっては、ユーザーのアクティブなセッションをクリアするために、最長で 30 分の待機時間が必要になることがあります。