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オブジェクトのステータス
「ステータス」属性は、オブジェクトの情報ページの「詳細」タブに表示されます。
チェックイン済み - 現在、オブジェクトに対して作業は行われておらず、最新の作業版数が表示されています。
チェックアウト済み - ユーザーが編集のためにオブジェクトをロックしています。
オブジェクトを自分にチェックアウトしている場合、表示されている作業バージョンもステータスに示されます。
オリジナルバージョン - オブジェクトを再度チェックインするまで、オリジナルバージョンでは作業版数を伴う変更 (チェックアウト操作が必要な操作) が非表示になっています。
作業コピー - 作業版数を伴う変更には、作業コピーを使用します。デフォルトではこのバージョンが表示されます。
オブジェクトをチェックアウトしたユーザーだけが「作業コピー」バージョンを表示できます。ほかのユーザーには、オブジェクトがチェックインされるまで前のバージョンが表示されます。
たとえば、オブジェクト属性の編集は作業版数を伴わない変更です。したがって、部品の「説明」フィールドを修正するには、まずチェックアウト操作を実行する必要があります。部品を自分にチェックアウトした状態で「作業コピー」バージョンを表示すると、「詳細」タブに新規説明が表示されます。変更する前と同じように説明を表示するには、「オリジナルバージョンへジャンプ」リンクをクリックします。別のユーザーが情報ページを表示しても、部品を再度チェックインするまで、新規説明は表示されません。
ただし、オブジェクトの情報ページのディスカッションへの投稿は作業版数を伴う変更ではありません。したがって、部品の「ディスカッション」テーブルに新規コメントを追加すると、作業バージョンとオリジナルバージョンの両方でコメントが表示されます。オブジェクトをディスカッションのトピックに追加するにはチェックアウトが不要なため、この操作は「作業コピー」バージョンには限定されません。そのため、オブジェクトステータスにかかわらず、ほかのユーザーもコメントを表示できます。
「ステータス」属性に加え、情報ページのオブジェクト名またはテーブル行の横に、特定の操作を示す次のインジケータが表示されることがあります。
イメージ
ステータス
説明
自分用にチェックアウト
チェックアウトされたオブジェクトの作業版数があることを示します。つまり、オブジェクトの更新済みの作業版数をチェックインするように、修正を加えていることを意味します。
ほかのユーザーが作業版数をチェックアウト
別のユーザーが、オブジェクトの作業版数をチェックアウトしていることを示します。
別の作業版数を自分用チェックアウト
自分がオブジェクトの 1 つの作業版数をチェックアウトしているのだけではなく、同じオブジェクトの異なる作業版数もチェックアウトしていることを示します。
プロジェクトにチェックアウト済み
オブジェクトが PDM からプロジェクトにチェックされており、オブジェクトのプロジェクト固有のバージョンが作成されることを示します。プロジェクトにチェックアウトされたオブジェクトも引き続き PDM で修正できます。詳細については、コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
PDM からチェックアウト
オブジェクトが「プロジェクトに追加」の操作時などに、PDM からプロジェクトにチェックアウトされていることを示します。PDM からチェックアウト済みのオブジェクトは、元の場所ではロックされ、プロジェクト内にはオブジェクトのプロジェクト固有のバージョンが作成されます。詳細については、コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
PDM から共有
オブジェクトが PDM から共有されていることを示します。共有オブジェクトはプロジェクト内で読み取ることができ、プロジェクトのメンバーはそのドキュメントを表示できます。詳細については、コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
プロジェクトで共有
オブジェクトがプロジェクトと共有されていることを示します。オブジェクトがプロジェクトと共有されている場合でも、そのオブジェクトのオーナーは PDM 内でオブジェクトを修正できます。詳細については、コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
優先あり部品
この部品より別の部品が優先されることを示します。詳細については、部品の優先付けの概要を参照してください。
変更に関連付けられている
オブジェクトが変更に関連付けられていることを示します。
変更予定
オブジェクトのリリース済みバージョンに対して修正が提案されたことを示します。変更予定のインジケータには高度な警告機能があるので、適切な計画を行うことができます。
変更結果
変更通知の結果オブジェクトが特定の状態にあることを示します。
変更ステータスインジケータの上にカーソルを置くと、変更ステータスの状態に関するメッセージが表示されます。
変更ステータスインジケータをクリックすると、そのオブジェクトの情報ページが表示されます。
未採用の変更 (Windchill Aerospace and Defense のみ)
オブジェクトの特定のバージョンで変更が承認されているが、データや関連コンテンツに取り込まれていないことを示します。変更ステータスインジケータの上にカーソルを置くと、変更ステータスの状態に関するメッセージが表示されます。変更ステータスインジケータをクリックすると、そのオブジェクトの情報ページが表示されます。
一時許可を承認
オブジェクトの特定のバージョンに対して、一時許可が承認されていることを示します。
変更ステータスインジケータの上にカーソルを置くと、変更ステータスの状態に関するメッセージが表示されます。
変更ステータスインジケータをクリックすると、そのオブジェクトの情報ページが表示されます。
アクティブなディスカッション
ユーザーがそのオブジェクトの「ディスカッション」テーブルにトピックを追加したことを示します。
削除済みの参加者 (ユーザー、グループ、または組織)
参加者 (ユーザー、グループ、または組織) が Windchill から除去されたことを示しています。このステータスは、ユーザー、グループ、または組織の情報ページや、Windchill で参加者が表示されるほかの場所に表示されます。たとえば、部品を作成したユーザーが Windchill から除去された場合、部品の情報ページの「作成者」属性に除去されたユーザーと、ユーザーが除去されたことを示すこのステータスアイコンが表示されます。
ディレクトリサービスから切断
参加者 (ユーザー、グループ、または組織) が対応するディレクトリサービスエントリから切断されたことを示します。このステータスは、ユーザー、グループ、または組織の情報ページや、Windchill で参加者が表示されるほかの場所に表示されます。たとえば、部品を作成したユーザーが Windchill から切断された場合、部品の情報ページの「作成者」属性に切断されたユーザーと、ユーザーが切断されたことを示すこのステータスアイコンが表示されます。
保留中のユーザー
ユーザーが Windchill でアクティブになっていないことを示します。このステータスは、ユーザー、グループ、または組織の情報ページや、Windchill で参加者が表示されるほかの場所に表示されます。たとえば、ユーザーが電子メールを介してコンテキストに追加されることがあります。アクティブ化の操作を実行するまで、そのユーザーのステータスは保留中になります。
レプリケーション済みのユーザー
コンテキストのレプリケーションを使用して、ユーザーが Windchill にインポートされたことを示します。このステータスは、ユーザー、グループ、または組織の情報ページや、Windchill で参加者が表示されるほかの場所に表示されます。多くの場合、このユーザーステータスは、Windchill にもインポートされているオブジェクトと関連して表示されます。
セキュリティラベルを適用
オブジェクトに 1 つ以上のセキュリティラベル値が適用されていることを示します。セキュリティラベル付きのオブジェクトは、承認された参加者のみがアクセスできます。詳しくは、セキュリティラベルについてを参照してください。
ロックしたユーザー <管理ロック>
オブジェクトが管理ロックによってロックされていることを示します。管理ロックの値はツールヒントに表示されます。たとえば、オブジェクトが別の Windchill システムからパッケージ送信の一部としてインポートされた場合、「製品設計パッケージ」という管理ロックが適用されます。詳細については、アクセス許可を参照してください。