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オプション: アドバンスケーステーブル
製品: Windchill
リリース:11.1 M010
利点
条件付きロジック、キーワード、それらの内部の計算式を許可することで、アドバンスケーステーブルの使用を有効にします。条件付きロジックとキーワードにより、以前は複数の行が必要とされていた定義に対して、単一の統合された行での定義が可能になります。計算式は、ケーステーブル内のほかのパラメータ値に基づいてパラメータを制御します。
その他の詳細
条件付きロジックでは、複数の値に対して単一の定義を作成できます。新しいキーワードでは、単一の値と複数の値での定義が可能になります。すべての値を示す単一の定義、ケーステーブルで定義されないすべての値を示す単一の定義、またはパラメータが値を持たないように定義される場合を追加できます。これにより、複数の規則を統合して単一の定義にすることができます。
ケーステーブルの条件付きロジックとキーワードの機能に加えて、ほかのパラメータの値を入力として使用できる計算式または方程式の結果に基づいて、パラメータ値を計算できます。アドバンスケーステーブルは、ケーステーブル内のロジック定義プロセスを簡素化します。この結果、エラーが減ると同時に、パラメータを計算する方程式の入力を許可することでロジックを管理できるようになります。このため、ほかのバリエーションの組み合わせに属している方程式の検証が簡単になります。
アドバンスケーステーブルの機能を有効にするには、「アドバンスケーステーブルを有効化」プリファレンスを有効にする必要があります。このプリファレンスはデフォルトでは無効になっています。
計算式と高度な論理式は、プロパティ設定で ato.expression.rendering.context=com.ptc.wpcfg.logic.XLSExpressionRenderingContext プロパティを設定することで、Microsoft Excel と一致する形式で入力および表示できます。
「アドバンスケーステーブルを有効化」プリファレンスを有効にすることで、「ケーステーブルエディタ」で以下のアイコンが使用可能になります。
「ケーステーブルパラメータを編集」: 「ケーステーブルパラメータを編集」ウィンドウが開き、条件付きロジックとキーワードの機能を使用して、「ケーステーブルエディタ」で選択したパラメータの値を編集できるようになります。
「パラメータの計算式を編集」: 「パラメータの計算式を編集」ウィンドウが開き、選択したパラメータの計算式を定義および検証できるようになります。
関連情報
詳細については、ケーステーブルエディタを参照してください。