Windchill の基本操作 > 別のユーザーとのコラボレーション > ネットワーク
  
ネットワーク
ネットワークは、Windchill 全体のさまざまなコンテキストの情報を編成するために使用します。ネットワークは、各コンテキストの「ネットワーク」ページから利用できます (「製品」 > 「ネットワーク」「プロジェクト」 > 「ネットワーク」など)。
たとえば、会社 A は、耕うん機、干草梱包機、草刈り機などの農機具を製造しています。自社の収穫機のラインナップに関する情報を管理するために、Harvest Line というプログラムを作成しました。プログラムの「ネットワーク」テーブルから、Harvest Line プログラムマネージャは各機具に相当するフォルダ (Combine、Hay Picker、Cotton Picker など) でネットワーク構造を作成します。プログラムマネージャは各フォルダ内に、各機具の開発および製品情報の管理に使用する、製品、ライブラリ、プロジェクトのコンテキスト参照を作成します。最後にプログラムマネージャは、各機具に関連する Windchill 全体のファイル、Web サイト、または特定のオブジェクト (部品やドキュメントなど) にリンクします。
各プロジェクト、プログラム、製品、ライブラリには、独自のネットワークを作成できます。たとえば、上記の例の Combine のプロジェクトには、「ネットワーク」テーブルで使用可能なフォルダ、コンテキスト参照、リンクの独自のネットワークを作成できます。
ネットワークの構造
ネットワークの構造はすべて任意に設定できます。つまり、コンテキストマネージャの判断で、フォルダ、コンテキスト参照、およびリンクを適切に設定します。ネットワークは次の項目を移動、削除、および追加することで、いつでも整理できます。
コンテキスト参照
フォルダ
Web サイト、Windchill オブジェクト、およびその他のコンテキストへのリンク
ネットワーク内のコンテキストにリンクするには、リンクを作成するか、コンテキスト参照を作成します。どちらの方法でも、ユーザーはコンテキストに移動できます。ただし、コンテキスト参照を作成する場合は、参照するコンテキストとの関係を定義します。「関連」属性は、ネットワークテーブル上の情報の並べ替えおよびグループ化に使用します。
* 
「関連」属性を設定して子および親のコンテキストを設定できますが、この属性はコンテキスト自体には影響しません。この属性は、「ネットワーク」テーブル内を整理する目的のみで使用されます。
ユーザーはリンクをクリックすることによってネットワーク構造内を移動できます。また、コンテキストに関連するオブジェクトをサーチするか、またはネットワークをサーチして、参照されているすべてのコンテキストで情報を検索することもできます。ネットワーク構造のサーチの詳細については、ネットワーク内でのサーチを参照してください。