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プロセス内 (In-Process) アダプタとゲートウェイの使用
プロセス内 (in-process) アダプタおよびゲートウェイは、呼び出し側 Webject と同じ Java 仮想マシン (JVM) にインストールされ、実行されます。呼び出し側の Webject と同じ JVM で実行されるように設定できるのは、ネイティブアダプタとゲートウェイだけです。SAK によって、プロセス内 (in-process) アダプタまたはゲートウェイに対する Webject の処理時に必要なクラスが調べられ、そのクラスが JVM 内でインスタンス化されます。したがって、Webject とアダプタまたはゲートウェイ間の通信が効率よく行われます。
プロセス内 (in-process) アダプタおよびゲートウェイを設定すると、通信遅延とリソース使用率が最小限に抑えられます。ただし、アダプタまたはゲートウェイを実行する負荷が加わるので、Info*Engine コードのホストとなるマシンの全体的なリソース使用率が増加する場合があります。
アダプタがプロセス内 (in-process) アダプタとして設定されている場合は、アダプタ Webject を実行するどの SAK でもアダプタクラスをインスタンス化できます。以下の図は、カスタム Java アプリケーション、Web サーバー、および Info*Engine サーバーの JVM 内に常駐するアダプタクラスを示しています。
図に示されているように、アダプタが同じプロセス内にある場合、SAK とアダプタ間の外部通信は必要ありません。
一般に、1 台のシステム上でのリソース使用量が多くない場合は、プロセス内 (in-process) ネイティブアダプタとゲートウェイを実行するように設定します。