ファミリーテーブルオブジェクトの共有

全体的なオペレーションでは、プロジェクト内のファミリーテーブルを処理できます。プロジェクトにジェネリックとインスタンスを追加して、修正したり、参照として使用したりできます。詳細については、ファミリーテーブルを参照してください。

• インスタンスに対してだけ協同作業を行うために、ジェネリックを共有することなくインスタンスをプロジェクトで共有できます。この場合、視覚表現が存在すればインスタンスを表示することはできますが、CAD アプリケーションでインスタンスを開くことはできません。

• ジェネリックをインスタンスで共有している場合、ジェネリックの共有を除去しても、インスタンスの共有は除去されません。さらに、インスタンスの共有を削除しても、ファミリーのほかのメンバーの共有は削除されません。

• インスタンスを含むジェネリックをプロジェクトにチェックアウトした場合、ジェネリックのチェックアウトを解除すると、インスタンスのチェックアウトも解除されます。ここには、プロジェクトで修正したすべてのインスタンスが含まれます。プロジェクト内で作成したインスタンスは除去されます。その他のインスタンスはすべて、プロジェクトにチェックアウトされた状態のまま残ります。

• インスタンスまたはジェネリックのいずれかを PDM に送信すると、ジェネリック、新規インスタンス、チェックアウト済みのインスタンスも送信されます。

新規インスタンスおよびプロジェクトで修正したチェックアウトインスタンスを PDM に送信する必要があります。しかし、依存トレース機能では修正されたインスタンスと修正されていないインスタンスが区別されないため、「PDM に送信」操作によって、チェックアウトインスタンスがすべて表示されます。