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コンテキストグループ
Task Webject がデータ管理システムまたはその他のデータソースから情報を返すとき、情報はオブジェクトのグループとして返され、VDB に保存されます。VDB には、要求プロセスで収集されたほかの情報を保存する特別なグループも含まれています。これらのグループを「コンテキスト」グループと呼びます。
コンテキストグループは Info*Engine によって維持され、すべての Webject で使用できます。Webject を作成して、現在のコンテキストグループからの値を置換する置換構文を指定し、この実行のために Webject の動作を変更できます。
コンテキストグループのコレクション内では、@SERVER、@FORM、および @COOKIE の 3 つのあらかじめ定義されたグループを使用できます。SERVER、FORM、COOKIE という名前のグループを作成した Webject がない場合は、@ 記号を除いた短い表記 (SERVER、FORM、および COOKIE) を使用できます。予約済みの名前である @SERVER、@FORM、および @COOKIE は明示的にコンテキストグループを指すので、グループ名として使用することをお勧めします。
@SERVER
@SERVER グループには、Web ブラウザから Web サーバーへの通信に使用されるプロトコルから派生した属性が保持されます。Accept-LanguageAuth-User などの属性を保持できます。このグループ内にある個々の属性の詳細については、現在の Web ブラウザと Web サーバー間のプロトコル仕様書を参照してください。現在の @SERVER グループの正確な内容を調べるには、Echo-Request Display Webject を実行します。
@FORM
@FORM グループには、CGI 照会仕様データから取得される属性が保持されます。このデータは、JSP ページへのアクセスに使用される URL で受け取ります。また、Web ブラウザの POST リクエストの結果として受け取った HTML 形式データも保持します。
@COOKIE
@COOKIE グループには、JSP ページへの接続時に処理される各 cookie の属性を伴う 1 つの要素が保持されます。属性の名前は cookie の名前で、属性の値は cookie の値です。
これらのグループに加え、認証タスクの実行時に Auth-Map コンテキストグループが作成されます。詳細については、資格証明マッピングを参照してください。