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Windchill PDMLink への移行
既存の Global Product Development Package I インストールを Windchill PDMLink にアップグレードできます。このプロセスを移行と呼びます。移行により、以前の Global Product Development Package I インストールで使用されていたのと同じデータベースを使用する Windchill PDMLink インストールが作成され、既存のすべてのデータで Windchill PDMLink の完全な機能を利用できるようになります。
移行後は、Global Product Development Package I では使用できなかった Windchill PDMLink の機能にユーザーがアクセスできるように、プロフィールを管理する必要があります。詳細については、移行後のプロフィール管理を参照してください。
Global Product Development Package I の既存のインストールは、計画された Windchill PDMLink のターゲットインストールと同じリリースでなければなりません。Global Product Development Package I から新しいリリースの Windchill PDMLink に移行する場合は、まず既存の Global Product Development Package I インストールを、計画された Windchill PDMLink のターゲット実装と同じリリースレベルになるように更新またはアップグレードする必要があります。その後、Windchill PDMLink に移行できます。参照先
既存の Windchill インストールのアップデート
新規リリースへのアップグレード
サポートされたアップグレードパスと移行パス
Windchill PDMLink に移行するには、次の手順を実行します。
1. PSI の起動:
a. PTC ソリューションインストーラ CD を挿入します。
b. コマンドプロンプトウィンドウから、CD ドライブに移動し、コマンド setup.vbs を入力します。
PSI が開きます。
2. PTC カスタマーライセンス契約に同意します。
3. 「既存のインストールをアップデート」を選択して、「次へ」をクリックします。
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Windchill PDMLink への移行プロセスでは、新しいインストールは作成されません。その代わり、現在の Global Product Development Package I インストールが Windchill PDMLink に移行されます。
4. 更新対象のインストールのリストから、Global Product Development Package I の既存のインスタンスを選択し、「次へ」をクリックします。
5. 「製品を選択」ページで、「PTC Windchill PDMLink へ移行」を選択して「次へ」をクリックします。
6. 更新インストールの設定を確認し、「次へ」をクリックします。
7. メディアを含むステージングディレクトリを指定し、「次へ」をクリックします。
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ステージングディレクトリの設定方法については、ステージングディレクトリの使用を参照してください。
8. インストール概要を確認し、「インストール」をクリックします。
Windchill PDMLink への移行が開始されます。
9. 移行が完了した後、「インストールの結果」ページで「完了」をクリックします。
10. PTC HTTP ServerWindchill Directory ServerWindchill PDMLink サーバー、およびデータベースを開始します。
移行後のプロフィール管理
ユーザーが Windchill PDMLink の部品と変更管理機能を使用するためには、既存のプロフィールを変更するか新しいプロフィールを作成する必要があります。
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次の手順は Windchill PDMLink クライアントで実行します。開始する前に、Windchill PDMLink システムが稼働している必要があります。
既存のプロフィールの変更 - ユーザーが Windchill PDMLink の部品および変更管理機能にアクセスできるようにする最も簡単な方法は、Global Product Development Package I の既成のプロフィールを変更することです。こうした既成のプロフィールを変更することで、対応するグループのメンバーであるすべての参加者が、指定した機能にアクセスできるようになります。「CAD 著作者」および「寄稿者」プロフィールを変更することをお勧めします。各プロフィールを編集するには、「プロフィールを編集」ウィンドウの「操作の表示を設定」ステップで、「プロフィール操作」テーブル内で、次の操作に対応するチェックボックスをオンにします。
「変更モニター」ページを表示
部品を作成
変更リクエストを作成
変更通知を作成
部品コンフィギュレーションを表示
部品インスタンスを表示
関連する変更を表示
関連代替部品を表示
関連代用部品を表示
関連部品を表示
詳細については、プロフィールの編集を参照してください。
プロフィールの新規作成 - 既成のプロフィールのいずれかに含まれるすべての参加者に対して、部品および変更管理へのアクセスを許可しない場合、新規プロフィールを作成して特定のユーザーを関連付けるか、新しい組織グループを作成して新規プロフィールと関連付けます。
たとえば、"Full Change" および "Full Part" という名前のプロフィールを作成します。
1. 「新規プロフィール」ウィンドウの「操作の表示を設定」ステップで、「プロフィール操作」テーブル内で、次の操作に対応するチェックボックスをオンにします。
Full Change
Full Part
「変更モニター」ページを表示
部品を作成
プロモート
部品コンフィギュレーションを表示
変更リクエストを作成
部品インスタンスを表示
変更通知を作成
関連代替部品を表示
関連する変更を表示
関連代用部品を表示
関連部品を表示
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作成するプロフィールにその他の操作を適用できる場合は、そのプロファイルのチェックボックスをオンにします。
2. 次のいずれかのオプションを使用して、プロフィールに参加者を追加できます。
「メンバーを選択」ステップで、「プロフィールメンバー」テーブル内で、変更管理にアクセスできるようにする参加者を Full Change に、部品の作成および管理にアクセスできるようにする参加者を Full Part に直接追加します。
または
「参加者管理」ユーティリティを使用して、新しいプロフィールの組織グループを作成します。
1. "Full Change" および "Full Part" という名前の組織グループを作成します。
2. 変更管理にアクセスできるようにするメンバーを Full Change グループに追加し、部品の作成および管理にアクセスできるようにするメンバーを Full Part に追加します。
3. 「新規グループ」ウィンドウの「プロフィールに割当」ステップで、Full Change グループの Full Change プロフィールと、Full Part グループの Full Part プロフィールを検索し、選択します。
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あるいは、「プロフィールを編集」ウィンドウで、プロフィールのメンバーとしてグループを追加できます。詳細については、プロフィールの編集を参照してください。
Full Change グループのメンバーである参加者は変更管理機能にアクセスでき、Full Part グループのメンバーである参加者は部品機能にアクセスできるようになります。
詳細については、新規プロフィールの作成および新規グループの作成を参照してください。