エンタープライズ管理 > ファイルボルトとレプリケーション > FvLoader と ReplicaLoader > リモートサイトのボルトサポート
  
リモートサイトのボルトサポート
リモートサイトのボルトをサポートするには、fvloader.csv ファイルまたはユーザー作成の .csv ファイルに対して以下の引数を使用します。
RV,vaultName,replicaSiteName - vaultName という名前のレプリカファイルボルトを作成し、それを replicaSiteName というリモートサイトに添付します。
RV,vaultName,replicaSiteName,autoFolderCreate - vaultName という名前のレプリカファイルボルトを作成し、それを autoCreate フラグが true に設定された replicaSiteName というリモートサイトに添付します。このフラグはボルトが自動フォルダ作成の対象として指定されていることを意味します。
作成されたボルトが autoFolderCreate ボルトである場合、レプリカファイルボルトフォルダ作成コマンド (RF,folderName,vaultName など) によってフォルダではなくルートフォルダが作成されます。すべてのフォルダが、このルートフォルダの下に自動的に作成されます。
RV,vaultName,replicaSiteName,autoFolderCreate,defaultTargetForSite - vaultName という名前のレプリカファイルボルトを作成し、それを autoCreate フラグおよび defaultTargetForSite フラグが true に設定された replicaSiteName というリモートサイトに添付します。defaultTargetForSite フラグは、レプリカボルトがサイトのデフォルトターゲットであり、システムレプリケーションに使用されることを意味します。
RVE,vaultName - vaultName という名前のレプリカファイルボルトを有効にします。
RF,folderName,replicaVaultName - folderName という名前のレプリカファイルボルトフォルダを作成し、それを replicaVaultName という名前のレプリカファイルボルトに添付します。
RH,hostName,siteName - hostName という名前のファイルボルトホストを作成し、それを siteName という名前のリモートサイトに添付します。
RR,replicaVaultName,fullClassName,fullDomainPath,lifeCycleStateName - 以下のものに適用されるコンテンツレプリケーションポリシー規則を作成します。
replicaVaultName という名前のレプリカファイルボルト。
fullClassName という名前のクラス - 規則作成のためのグラフィカルユーザーインタフェースにリストされているクラスのみを .csv ファイルに含めることができます。コンテンツホルダーである抽象クラスは許可されていません。
fullDomainPath という完全外部パスのドメイン。fullDomainPath の検索方法については、ドメインの一覧作成を参照してください。
lifeCycleStateName という名前のライフサイクル状態。
* 
ライフサイクル状態の名前では、大文字と小文字が区別されます。小文字を使用すると、規則テーブルが壊れる可能性があります。FvLoader によるボルト規則のロードを行うときには、ライフサイクル状態には大文字のみを使用してください (ALL RELEASED など)。
RFE,replicaFolderName - replicaFolderName という名前のレプリカファイルボルトフォルダを有効にします。レプリカファイルボルトフォルダは、最低でも 1 つのマウントがないと、有効化できません。
RM,replicaFolderName,hostName,path - replicaFolderName という名前のレプリカファイルボルトフォルダと hostName という名前のファイルボルトホストの間にファイルボルトマウントを作成します。マウントは、パス引数で指定されたパスを使用します。
folderName がルートフォルダの名前である場合、そのルートフォルダのマウントが作成されます。そのルートフォルダの下にフォルダが必要に応じて自動的に作成されます。