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「計算式セット」タブ
「計算式セット」タブは、作業拠点に関連付けられた時間とコストの計算に使用できる定義済みの計算式を選択するときに使用します。たとえば、標準の時間とコストの計算式や、定期的な時間とコストの計算式などです。
操作
以下の表では、このタブのツールバーで実行できる操作について説明します。
アイコン
操作
説明
計算式セットを追加
MPMLink の標準計算式セットを選択してタブに追加し、作業拠点に関連付けることができます。さらに、この計算式は、作業拠点が割り当てられているオペレーションによって継承されます。
除去
選択した計算式セットをタブから除去します。
デフォルトの計算式を設定
選択した計算式をデフォルトとして設定したり、デフォルトとしての設定を解除したりします。
テーブルコラム詳細
「コラム詳細」ウィンドウが表示されます。このウィンドウを使用して、タブテーブルに表示される列を設定できます。
デフォルトのテーブル列
以下の表では、このタブテーブル内のデフォルトの列について説明します。
コラム
説明
名前
計算式セットの名前。
説明
計算式セットの説明例: 「この計算式セットはオペレーションの時間とコストの計算に使用します。
デフォルト
そのオブジェクトに関連付けられている計算式セットのうち、どれがデフォルトであるかを示します。
* 
作業拠点をオペレーションに関連付けると、その作業拠点のデフォルトの計算式セットもそのオペレーションに適用されます。
製造リソースまたはプロセス計画に標準計算式セットを適用するには、次の手順に従います。
1. 製造リソースブラウザまたはプロセス計画ブラウザの構造枠で、計算式セットを適用するオブジェクトを選択します。たとえば、作業拠点やオペレーションを選択します。
そのオブジェクトが構造ツリーでハイライトされます。
2. ブラウザの情報枠で、「計算式セット」をクリックします。
この枠に「計算式セット」タブが表示されます。
3. タブテーブルに標準計算式セットが現在リストされていない場合、ツールバーの をクリックします。
次の図のように、「計算式セットを追加」ウィンドウが開きます。
追加する計算式セットをメニューから選択し、「OK」をクリックします。
タブテーブルに計算式セットが表示されます。
必要に応じて繰り返します。
4. このタブに複数の計算式セットがリストされている場合、ツールバーの をクリックし、選択したオブジェクトのデフォルトとして適切な計算式セットを設定します。
構造枠内の選択したオブジェクトにその計算式セットが適用されます。
適用されている計算式セットを使用して計算を実行してレポートを生成するには、次の手順に従います。
1. 計算の元になるオブジェクト (オペレーションやプロセス計画など) の「子部品」タブで、計算出力用の時間属性を適切な値に設定します。次の図に例を示します。
2. 構造枠でオブジェクトを右クリックし、「操作」メニューから適切な計算操作を選択します。たとえば、「時間とコストを計算」を選択します。
計算ウィンドウが開き、ここで値を入力する必要があります。次の図に例を示します。
「時間とコストを計算」ウィンドウでは、「ロットの数量」の値を入力する必要があります。
3. 必要な値を入力して「OK」をクリックすると、このウィンドウが閉じます。
そのオブジェクトに適用されている計算式セットを使用して計算が実行され、レポートが表示されます。次の図に例を示します。