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MPMLink ブラウザでの差分読み込み
差分読み込み機能を使用することで、特定の部品、アセンブリ、オペレーション、プロセス計画、リソース、グループなどを選択して部品構造の「Visualization」タブに表示できます。これによって、関心がある部品を簡単に表示できます。
差分読み込みは以下の MPMLink ブラウザで実行できます。
製造関連部品構造ブラウザ
プロセス計画ブラウザ
製造リソースブラウザ
サービス関連部品構造ブラウザ
「プリファレンス管理」「Visualization タブの差分読み込み」プリファレンスを「はい」に設定することで、差分読み込みを有効にする必要があります。デフォルトではこのプリファレンスは「いいえ」に設定されており、アセンブリ構造全体が「Visualization」領域に自動的に読み込まれます。
差分読み込みが有効になると、部品構造内の各ノードにチェックボックスが表示されます。「Visualization」タブに表示するエンティティのチェックボックスをオンにします。
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選択したエンティティには製品表現が存在していなければなりません。
差分読み込みの選択のシナリオ
以下のシナリオは前述の 4 つのブラウザに当てはまります。
初期化時には、構造表示枠でエンティティは選択されません。したがって、「Visualization」タブには製品表現が表示されません。
エンティティのチェックボックスをオンにすると、そのエンティティのグラフィック製品表現が「Visualization」タブに表示されます。
構造表示枠でサブアセンブリを選択すると、
「Visualization」領域に子エンティティのグラフィック製品表現が表示されます。すべての子エンティティのチェックボックスがオンになっています。選択したアセンブリのリーフノードのチェックボックスはオンになり、塗りつぶされていません。リーフノードには子エンティティがありません。
このサブアセンブリの下のサブアセンブリでは、チェックボックスが塗りつぶされています。
読み込みに失敗した場合、その部品を読み込めなかった理由を示すエラーが表示されます。
構造表示枠でエンティティを選択解除すると、そのグラフィック製品表現が「Visualization」タブから除去されます。
差分読み込みは親子モードとオカレンスモードのツリーで機能します。
選択したエンティティに対して何らかの操作を実行した場合、差分作業のステータスは維持されます。たとえば、選択した部品をコピーして別の場所に貼り付けた場合、その選択は維持されます。部品が選択されるとそのグラフィック製品表現が「Visualization」タブに自動的に表示され、「Visualization」タブに部品が表示されるとその部品が自動的に選択されます。
「Visualization」タブのツールバーで使用可能なすべての操作は差分読み込み中も機能します。