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コンテンツ処理のコンフィギュレーション
Windchill のコンテンツ処理機能の設定には、以下の Windchill プロパティを使用できます。「プロパティ」の欄には、各プロパティのデフォルトの設定を示します。
プロパティ
説明
wt.clients.debug=false
true に設定すると、Windchill アプレットから Java コンソールへデバッグ情報が出力されます。このプロパティは厳密にはコンテンツプロパティではありませんが、アプレットが関係するアップロードまたはダウンロードの問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。値を true に変更するのは、トラブルシューティングの目的でアプレットデバッグ出力を生成する必要がある場合だけにしてください。
wt.content.DEBUG=false
true に設定すると、デバッグ情報がメソッドサーバーログに出力されます。値を true に変更するのは、トラブルシューティングの目的でコンテンツ処理デバッグ出力を生成する必要がある場合だけにしてください。
wt.content.httpClass= wt.content.ContentHttp
アップロード操作とダウンロード操作の HTTP リクエストを処理するクラスを識別します。現時点では、この値は設定不可能なので変更しないでください。
wt.content.NameFix=false
Mozilla Firefox を使用してファイルをダウンロードする際、ダイアログボックスを開くかどうかを指定します。デフォルト設定 (false) を選択した場合はダイアログボックスが表示されず、ブラウザ内にテキストファイルが開きます。ダイアログボックスを表示して、ダウンロードファイルをユーザーが開いたり、保存したり、キャンセルしたりできるようにするには、このプロパティを true に設定します。
wt.content.temp=$(wt.temp)
中間処理でアップロードする際にファイルを書き込むテンポラリディレクトリを識別します。このプロパティは、現在使用されていません。
wt.content.uploadImpl=rmi
Windchill アプレットからコンテンツをアップロードする際に使用する通信プロトコルを指定します。現時点では、この値は設定不可能なので変更しないでください。
wt.content.validEmptyFile=false
Windchill コンテンツについて 0 バイトファイルを有効と見なすか (true)、無効と見なすか (false) を示します。通常、0 バイトファイルはファイルの保存や転送で何らかの障害が発生した場合に生成されます。したがって、デフォルト値は false になっています。この値を true に設定するのは、0 バイトのプレースホルダーファイルをよく利用するほかのアプリケーションやプロセスのファイルを保存する必要がある場合だけです。
wt.doc.primaryContentRequired=true
(Windchill PDMLink のみ) プライマリファイルが Windchill PDMLink ドキュメントの必須フィールドかどうかを識別します。Windchill PDMLink ドキュメントはファイルコンテンツを保持するために存在しているので、デフォルト値は true です。この値を false に設定する必要があるのは、何らかの理由で Windchill PDMLink ドキュメントがプライマリコンテンツなしで存在する場合に限られます。
これらのプロパティは、wt.properties ファイルに設定されます。これらのプロパティについて既存の値を表示したり、値を設定したりするには、xconfmanager ユーティリティを使用します。xconfmanager の使用方法の詳細については、を参照してください。
使用可能なプロパティの詳細については、を参照してください。