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カレンダープロパティの設定
管理者は次のプロパティを使用してカレンダーをカスタマイズできます。システムカレンダーに対して設定するプロパティと、コンテキスト計画ごとに設定可能なプロパティがあります。
xconfmanager ユーティリティを使用して wt.properties ファイルを設定する方法については、xconfmanager ユーティリティについてを参照してください。
ユーザーがタスクを委任して休業日をカスタマイズできるようにする
管理者はユーザーがタスクを委任して独自の休業日 (長期休暇など) を指定できるように設定できます。
xconfmanager ユーティリティを使用して、wt.properties ファイルで次のプロパティを false に設定します。
wt.calendar.calculateDefaults=false
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委任されるタスクの開始時間と終了時間は、システム設定のタイムゾーンではなく、ユーザー指定のタイムゾーンを反映しています。この動作はプロパティによって制御されます。
「組織」タブの表示
デフォルトでは、「委任」ウィンドウと「無期限で委任」ウィンドウに「組織」タブは表示されません。ユーザーが組織にタスクを委任できるようにするには、wt.properties ファイルで次のプロパティを true に設定します。
wt.clients.calendar.delegate.display_org_tab=true
稼働日の定義
デフォルトで、システムカレンダーでは土曜日と日曜日が毎週の休業日として認識されます。別の曜日を指定するには、wt.properties ファイルで次のプロパティを設定します。
wt.calendar.nonWorkDaysOfTheWeek
このプロパティを設定するには、1 から 7 の値を使用します。1 は日曜日 (週の 1 日目) で 7 は土曜日 (週の 7 日目) です。このプロパティのデフォルト値は 1,7 (土曜日と日曜日) です。
変更を有効にするために、カレンダー管理ユーティリティで「すべてリセット」をクリックし、メソッドサーバーを再起動します。
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このプロパティを設定するには、wt.calendar.calculateDefaultsfalse に設定されている必要があります。
1 週間の作業時間数の指定
特定のプロジェクト、プログラム、または製品計画における 1 週間の作業時間数を指定するには、次のプロパティを使用します。
作業日の開始時刻を設定するには、次のように設定します。
com.ptc.projectmanagement.plannable.WorkingCalendarConfig.DAY_START
デフォルト値は 8 です。
作業日の終了時刻を設定するには、次のように設定します。
com.ptc.projectmanagement.plannable.WorkingCalendarConfig.DAY_END
デフォルト値は 17 です。
昼休みの開始時刻を設定するには、次のように設定します。
com.ptc.projectmanagement.plannable.WorkingCalendarConfig.LUNCH_START
デフォルト値は 12 です。
昼休みの時間数を設定するには、次のように設定します。
com.ptc.projectmanagement.plannable.WorkingCalendarConfig.LUNCH_BREAK_DURATION
デフォルト値は 1 です。
1 日の作業時間が、[DAY_END - DAY_START - LUNCH_BREAK_DURATION = 作業時間の合計] として計算されます。
これらの変更はシステムカレンダーには影響せず、計画オブジェクト (アクティビティなど) の期間の計算方法にだけ影響します。
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Windchill システムカレンダーに対して行った変更がプロジェクト計画に影響する場合は、計画を手動で更新してこれらの変更を反映する必要があります。計画の情報ページに移動し、「操作」 > 「計画を再スケジュール」の順に選択します。
Windchill システムカレンダーに対する変更は、メソッドサーバーを再起動するか、「計画を再スケジュール」操作を少なくとも 1 回実行するまでは、新規作成されたプロジェクト計画に反映されません。