最新オブジェクト以外の改訂について
プリファレンス「最新でないリビジョン番号の改訂を許可」が「はい」に設定されている場合 (デフォルトは「いいえ」)、古いリビジョンの最新の作業版数であるオブジェクトを改訂できます。ただし、最新のオブジェクト作業版数に対する読み取りアクセス許可が必要です。最新以外の改訂を改訂できるのは、既存の各改訂の最新作業版数に限定されています。最新のリビジョンおよび最新ではないリビジョンの最新ではない作業版数を改訂することはできません。
現在、「改訂のオーバーライドを許可」プリファレンスが「はい」に設定されている場合、オブジェクトを改訂するときに目的の改訂ラベルを選択できます。表示されるデフォルトラベルは、使用可能な次の改訂ラベルです。選択できるのは、使用されている最新ラベルより上位のラベルのみです。
たとえば、任意の部品に 3 つの改訂 A、B、C が存在し、改訂 B を改訂して最新にするものとします。「改訂のオーバーライドを許可」プリファレンスを「真」に設定すると、D で始まる改訂ラベルを選択できます。「改訂のオーバーライドを許可」プリファレンスが「偽」に設定されている場合、新規改訂では次に使用可能な改訂ラベルが自動的に採用されます。この例では、改訂 B を改訂すると、自動的に新しい最新の改訂 D になります。
最新改訂以外のその他の改訂ルールには、以下のものがあります。
• 最新の改訂以外は、既存の各改訂の最新作業版数に限定されています。
• ソース (最新以外) 改訂と最新の改訂の両方の改訂権限が必要です。
• 最新の改訂以外を改訂するには、改訂を許可するライフサイクル状態の遷移をソース改訂と最新の改訂で有効にする必要があります。
• 改訂対象の改訂のそれ以降の改訂または作業版数がチェックアウトされている場合、改訂できません (最新または最新以外の改訂)。
• 最新以外の作業版数のチェックアウトをサポートしているオブジェクト (CAD オブジェクト) では、特定の改訂の作業版数をチェックアウトすると、最新以外の改訂は改訂できません。これは、その改訂の最新の作業版数がチェックアウトされていない場合も同様です。