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Windchill オブジェクトと PDM の概念
Windchill の製品データ管理 (PDM) では、ビジネスオブジェクトとそれらの間の関係を使用して、製品データを把握します。
Windchill オブジェクトの詳細については、オブジェクトタイプを参照してください
PDM の基本的なビジネスオブジェクトタイプは以下のとおりです。
ドキュメント - Windchill ドキュメントには、Microsoft Word、Excel、PowerPoint などで作成したファイルを格納し、管理します。Windchill ドキュメントはワークスペースでは管理されませんが、CAD ドキュメントまたは部品オブジェクトに添付できます。
CAD ドキュメント - CAD ドキュメントには、Creo Parametric などの CAD アプリケーションで作成された設計データを格納します。ここでは、CAD アセンブリとそのメンバーサブコンポーネントの関係が保持されます。CAD ドキュメントは Windchill 部品に関連付けできます。
ダイナミックドキュメント - ダイナミックドキュメントは、Arbortext Editor で作成した XML ファイルと、サポートするグラフィック情報ファイルを表しています。ダイナミックドキュメントの関係により、構造化されたパブリッシングを作成できます。
部品 - 部品は、Windchill システム内で物理的な部品を表します。アセンブリ、および顧客に出荷する製品の基本的な構成要素です。CAD アプリケーションで作成した設計データを含む CAD ドキュメントに部品を関連付けることができます。詳細については、部品を参照してください。
CAD 構造 - CAD ファイルが Windchill CAD ドキュメントのコンテンツになる場合は、CAD モデルの構造が維持されます。たとえば、モデルファイルをワークスペースに保存する場合です。CAD ドキュメントでは、アセンブリオブジェクトとそのコンポーネントの間のメンバーリンクが維持されます。詳細については、CAD またはダイナミックドキュメント構造の表示を参照してください。
部品または部品構造 - 部品構造は、製品が最初にリリースされたときのコンフィギュレーションから、現在生産中のコンフィギュレーション、将来の製品リリースで計画されているコンフィギュレーションまで、作成されるあらゆる製品コンフィギュレーションを把握します。
部品表 (BOM) - 単一の特定の製品コンフィギュレーションに含まれる部品の静的レポートです。詳細については、BOM レポート
コンフィギュレーション仕様 - 部品構造は動的で、コンフィギュレーション仕様フィルタを使用して展開して、各構造ノードに表示する部品バージョンを決定できます。コンフィギュレーション仕様の詳細については、コンフィギュレーション仕様についてを参照してください。
コンフィギュレーション仕様フィルタの一部のタイプは、CAD ドキュメント構造に適用することもできます。
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部品と CAD ドキュメントは、関係だけでなく属性を共有できます。