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サービスエフェクティビティに基づいたフィルタリング
コンポーネントのサービスエフェクティビティに基づいて構造のフィルタを作成するには、次の手順を使用してください。コンポーネントへサービスエフェクティビティを割り当てる方法は、サービスエフェクティビティの管理を参照してください。
この方法で「パブリッシング構造」や「情報構造」、「部品リスト」をフィルタすることができます。サービス構造の詳細については、サービス構造についてを参照してください。
1. 構造ブラウザで、フィルタする構造を開きます。
2. 「フィルタを編集」アイコン をクリック、または「操作」メニューから「フィルタを編集」を選択して、「フィルタを編集」ウィンドウを呼び出します。
「フィルタを編集」ウィンドウが表示されます。
3. 「サービスエフェクティビティ」タブへ移動します。
4. 構造をフィルタするサービスエフェクティビティ情報と値を選択し、設定します。
フィールドに追加するデータの詳細については適用性を管理を参照してください。
5. 「追加」「除去」ボタンを使用して、「適用予定」テーブルが、必要とされるフィルタそれぞれの行を含むようにしてください。
テーブルの行に変更を加えるには「更新」ボタンを使用してください。
6. 変更を保存して「フィルタを編集」ウィンドウを終了するには「OK」をクリックします。
構造のサービスエフェクティビティフィルタ設定が完了すると、現在のセッション中はこの設定が維持されます。「保存済みフィルタ」 > 「保存」メニューオプションを使用して後で再使用するために保存できます。
サービスエフェクティビティを基準にフィルタをかける際には、次のことに注意してください。
「シリアル番号」「日付」が独立したフィルタで設定される (「適用予定」テーブルで独立した行に表示される) 場合、これらの値の一致は OR サーチで検索します。どちらかのフィルタが部品の属性と一致した場合、その部品が部品リストに表示されます。
部品の All 値が特定のコンテキストでサービスエフェクティビティタイプに対して設定されていて、これらのエフェクティビティタイプのいずれかに指定された値がフィルタに含まれている場合、部品は部品リストに残ります。エフェクティビティタイプは一致するが、コンテキストが異なる場合、部品はフィルタで除外されます。
次に例を示します。
部品には、設定 Effectivity Type = Serial Number; Context = PartA; Value = All; が割り当てられたサービスエフェクティビティオブジェクトが含まれます。フィルタには、情報 Effectivity Type = Serial Number; Context = PartA; Value = 1234; が指定されています。部品は部品リストに残ります。
部品には、設定 Effectivity Type = Serial Number; Context = PartA; Value = All; が割り当てられたサービスエフェクティビティオブジェクトが含まれます。フィルタには、情報 Effectivity Type = Serial Number; Context = PartB; Value = 1234; が指定されています。部品は部品リストからフィルタで除外されます。
サービスエフェクティビティフィルタを使用して部品リストのコンテンツをフィルタした場合、部品リストを表示、エクスポート、またはパブリッシングすると、フィルタ基準と一致する部品とイラストレーションだけが含まれます。これは、「オプションとバリエーション」 (ATO) のフィルタをコンテンツに適用する場合にも当てはまります。
サービスエフェクティビティオブジェクトのカスタム属性登録については、サービスエフェクティビティのカスタマイズを参照してください。