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BOM および BOM データ
多くの ECAD ツールには、BOM (部品表) を作成およびエクスポートできる機能があります。BOM は、数量、部品番号、レイヤー、参照指定子などの関連データとともに、設計に使用されるすべての部品を単純にリストしたものです。一般的には、ECAD ツールは CSV (コンマ区切り) ファイル形式でデータをエクスポートします。このファイルを Windchill にインポートして、Windchill Workgroup Manager で BOM を生成することができます。この BOM は、次に設計ドキュメントに添付します。
さらに、Windchill Workgroup Manager では 1 つまたは複数のバリエーション BOM の追加がサポートされています。これらは、メインの設計とはやや異なる設計のセカンダリバージョンに関連する BOM です。たとえば、ある内蔵機能を持つ製品の設計を作成したとします。次に、追加機能を持つ "デラックス" バージョンや一部の機能を除いた "手頃な" バージョンを作成する場合があります。これらはメイン製品のバリエーションと見なされ、バリエーション BOM が関連付けられます。
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Altium designer のユーザーは、Altium のネイティブ BOM 生成機能を使用することをお勧めします。Altium Designer の回路図には、Windchill Workgroup Manager が正確に解決できない記号が含まれる場合があるからです。Altium のネイティブ機能は、Windchill Workgroup Manager for ECAD が正確な BOM を作成するのに使用できる、部品データを含むコンマ切り (CSV) ファイルを作成できます。Altium によって提供されるスクリプト作成システムによって、この CSV の生成を自動化できます。詳細については、技術営業担当者にお問い合わせください。