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複数のファイル同期化 CAD Worker の設定
このセクションでは、単一のマシンで使用されている複数の異なる CAD ツールのファイル同期化 CAD Worker をセットアップする手順を示します。
たとえば、同一マシンで Creo Elements/Direct Drafting のファイル同期化 CAD Worker と Autodesk Inventor のファイル同期化 CAD Worker をそれぞれ 1 つずつ実行することはできますが、同一マシンで Creo Elements/Direct Drafting のファイル同期化 CAD Worker を 2 つ実行することはできません。
この手順では、以下の環境変数が使用されます。
<PTC_WGM_ROOT>
各 CAD Worker のルートフォルダ
<PTC_WGM_APP_LOCK_NAME>
この変数は Worker ごとに異なる値に設定します。
* 
この変数は以下の CAD Worker にのみ適用できます。
Creo Elements/Direct Modeling
Creo Elements/Direct Drafting
Creo Elements/Direct Drafting のファイル同期化対応 Worker を使用するための Windchill Workgroup Manager コンフィギュレーション
Creo Elements/Direct Drafting のファイル同期化 CAD Worker を単一のクライアントマシンでセットアップするには、以下の操作を実行します。
1. 選択した場所に Windchill Workgroup Manager クライアントビルドをインストールします。たとえば、C:\Program Files\PTC\wgm を使用します。
* 
必要なシステム環境変数を設定する前に Creo Elements/Direct DraftingWindchill Workgroup Manager に登録しないでください。
2. 次のシステム環境変数を作成します。
 
PTC_WGM_ROOT = <WWGM_ワーキングディレクトリ>\PTC_WGM_ROOT_CEDD
3. Creo Elements/Direct Drafting Worker スクリプト (バッチファイルを含む) ccdraftworker.batCreo Elements/Direct Drafting Worker セットアップフォルダに作成します。
4. Creo Elements/Direct DraftingWindchill Workgroup Manager に登録します。これにより、設定されている場所 <WWGM ワーキングディレクトリ>\PTC_WGM_ROOT_CEDDCreo Elements/Direct Drafting 登録ファイルが作成されます。
5. バッチファイル ccdraftworker.bat を編集して以下の環境変数を追加します。
set PTC_WGM_ROOT=<WWGM_Working_directory>\PTC_WGM_ROOT_CEDD
set PTC_WGM_APP_LOCK_NAME=CEDDworker
6. 次の環境変数をシステムから削除します。
PTC_WGM_ROOT = <WWGM_ワーキングディレクトリ>\PTC_WGM_ROOT_CEDD
* 
NX Worker などの別の CAD Worker を設定する前に環境変数 PTC_WGM_ROOT を削除する必要があります。
複数の CAD Worker をセットアップした後 (たとえば Creo Elements/Direct DraftingNX のファイル同期化 CAD Worker をセットアップした後)、マシンを再起動します。
7. NX などの別のファイル同期化 CAD Worker をセットアップするには、ステップ 2 ~ 6 を繰り返します。