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設定済み Adobe Experience Manager サーバーを使用した PDF ファイルの更新
Windchill 10.1 M010 以降、PDF ファイルを設定済み Adobe Experience Manager サーバーで更新するために必要なすべてのパラメータを生成する新しいカスタム委任が WVS でサポートされています。カスタム委任は PDF に行う修正についての DDX 命令を生成し、サポートコンテンツ (PDF の送付状など) を提供します。既存の Reader Rights と DDX テンプレート (ウォーターマークの追加) の機能は、新しい委任と一緒に使用できます。PDF は最初に委任により定義された命令で処理されます。次に、有効な場合、ウォーターマークや Reader Rights の適用が行われます。
製品表現対象で、指定したプライマリ (またはセカンダリ) コンテンツについて PDF 表示を生成すると、WVS はオプションの委任を呼び出して入力を生成してから、その入力を使用して設定済み Adobe Experience Manager Assembler サービスを呼び出して PDF ファイルに特定の更新を行い、Windchill に保存します。
edrload.livecycle.delegate プロパティを使用して site.xconf に委任の例を設定します。このプロパティはクラス/メソッドを定義してカスタム実装を提供し、設定済み Adobe Experience Manager Assembler サービスが処理するよう送信される DDX 命令と関連するコンテンツのマップをダイナミックに生成します。この Adobe Experience Manager Assembler サービスの呼び出しは、ウォーターマークまたは Reader Rights を適用する前に実行されます。
委任の例は既成で提供されており、設定後に <Windchill>/codebase に展開されます。委任の例は次の場所にあります。
<Windchill>/prog_examples/wvs/com/ptc/wvs/LiveCycleDelegate.java