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ステップ 8: <publish> の比較
ステップ 2 から 6 では、<publish> エレメントの検索のルートを決定します。このルートは、<epm-number>、<epm-iba>、<epm-type>、<authoring-application> の各エレメントのいずれである場合もあります。
パブリッシュジョブは、'on' 属性がパブリッシング規則の評価の呼び出しの原因となったイベントと一致するルートの <publish> の子エレメントごとに作成されます。一致する <publish> エレメントがない場合は、パブリッシュジョブは作成されません。
< … root for publishing … >
<publish on=”checkin” param-set=”SET1”/>
<publish on=”checkin”/>
<publish on=”schedule” output=”VALID_WORKER_OUTPUT” param-set=”SET1”/>

</ … end of root for publishing … >
一致した各エレメントに対して、一致した <publish> エレメントの属性が処理されます。有効な属性は次のとおりです。
on - 有効な on 値は、このセクションの冒頭で説明したトリガに関連付けられます。これらは "checkin"、"schedule"、"create-representation"、"unknown-source" です("manual-post" という 5 番目のトリガについては、この後で説明します。詳細については、パブリッシング後の手動処理を参照してください)。上記の例では、checkin に 2 つ、schedule に 1 つ、合計 3 つの "on" 値があります。パブリッシング規則の評価のトリガが EPMDocument のチェックインに起因している場合、2 つのパブリッシュジョブが作成されます。トリガが EPMDocument のスケジュール済みジョブに起因している場合は、1 つのパブリッシュジョブが作成されます。トリガが、ユーザーインタフェースから手動で「新規製品表現」ウィザードを実行したことに起因している場合は、パブリッシュジョブは作成されません。
output - 上記 3 番目の <publish> 行に示したように、'output' 属性が存在する場合、それは Worker が使用できるパブリッシュジョブの一部になります。この属性の使用は、すべての Worker で有効であるとは限りません。
param-set - 'param-set' 属性が存在する場合、パブリッシング規則 XML ファイルにおいて、'name' 属性が 'param-set' 属性の値と一致する <param-set> エレメントが検索されます。ステップ 9 では一致した <param-set> エレメントの処理について説明しています。上記の例では、param-set の値は "SET1" です。
param-set-ref - <publish on=...> エレメントブロック内に <param-set-ref...> サブエレメントが存在する場合、パブリッシング規則 XML ファイルにおいて、'name' 属性が param-set-ref の "name" 属性の値と一致する <param-set...> エレメントが検索されます。それぞれが同じ XML ファイル内の異なる param-set 定義を参照する複数の <param-set-ref...> サブエレメントを追加して、1 つの <publish on=...> エレメントブロックでパブリッシング後の委任を複数呼び出すことができます。
ステップ 9 では一致した <param-set-ref> エレメントの処理について説明しています。