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ほかの MCAD アプリケーション Worker でのファイル同期化の設定
ファイル同期化をサポートしている Creo Parametric 以外の MCAD アプリケーションは、Windchill Workgroup Manager クライアントのインストールを必要とします。Windchill CAD ドキュメントのコンテンツをダウンロードし、更新された Windchill メタデータとマージするには、WWGM クライアントが必要です。
Creo Parametric 以外の MCAD アプリケーションを使用する場合に WVS Worker のファイル同期化対応を設定するには、推奨されるオプションの手順に従ってください。これは省略可能です。
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この手順は、Office ドキュメントのパブリッシングには不要です。Office ドキュメントを変換する PDF 用アダプタが自動的に設定されるからです。PDF 用アダプタでは、別の方法を使用して、マッピングされている属性のメタデータが同期化されます。
1. ターゲットの Windchill サーバーのリリースおよびその WWGM クライアントと、Worker マシンにインストールされている MCAD アプリケーションおよび Creo View アダプタのリリースとの間に実際に互換性があることを確認します。
Creo View Adapters Software Matrices「MCAD Application Adapters」セクションを参照してください。
使用する Windchill サーバーのリリースのファイルおよびコンテンツ同期化の互換性に関するアーティクルを参照してください。Windchill 11.0 を使用する場合は、アーティクル CS223581 および Windchill CAD Integrations Product Compatibility Matrix を参照してください。
2. インストールアシスタントを使用して、WWGM をインストールします。
a. インストールアシスタントを使用して WWGM をインストールするには、DVD またはダウンロードしたインストールファイルのルートディレクトリから setup.exe を起動します。
b. インストールする CAD アプリケーションを選択します。デフォルトでは、すべてのアプリケーションが選択されています。アプリケーションカテゴリ内で CAD ツールを個別に選択するには、「カスタマイズ...」をクリックし、カスタマイズ可能なアプリケーションから選択します。
完全なインストール手順については、Windchill Workgroup Manager Installation Guide を参照してください。
3. 「アプリケーション管理」ユーティリティを使用して、WWGM に CAD アプリケーションを登録します。
完全な登録プロセスについては、Windchill Workgroup Manager Installation Guide「Windchill Workgroup Manager へのオーサリングアプリケーションの登録」を参照してください。
4. Worker マシンで、WWGM クライアント機能をテストします。
a. Windchill サーバーを登録します。完全な接続プロセスについては、Windchill Workgroup Manager Installation Guide「Windchill サーバーの登録」を参照してください。
b. ワークスペースを作成します。
c. Windchill から CAD アプリケーションで CAD ドキュメントを開きます。
Windchill Workgroup Manager ヘルプセンターの「PDM Actions in <アプリケーション>」トピックを参照してください。
たとえば、Autodesk Inventor を使用する場合は、「Autodesk Inventor での PDM 操作」セクションを参照してください。
5. 「Enable WWGM file synchronization support」オプションを選択して、Worker マシンでの WWGM によるファイル同期化を有効にします。
詳細については、Creo View MCAD Adapter Installation and Configuration Guide「Configuring the Creo View Adapter for <アプリケーション>」章にある「Using <アダプタ>_config」セクションの関連するステップを参照してください。
たとえば、Autodesk Inventor を使用する場合は、Creo View MCAD Adapter Installation and Configuration Guide の「inventor2pv_config の使用」を参照してください。
Worker デーモンを起動するための各種テクニックについては、アーティクル CS179535 を参照してください。
6. Windchill サーバーで Worker のファイル同期化を有効にします。
a. ファイル同期化に対応するように WVS コンポーネントを設定します。
ファイル同期化可能 Worker を使用するにはを参照してください。
b. ファイル同期化に WWGM クライアントを使用するように Worker マシンを設定します。
使用する CAD アプリケーションの Windchill Workgroup Manager Administrator's and User’s Guide の「Windchill Workgroup Manager でのファイル同期化可能な Worker の使用」セクションを参照してください。
たとえば、Autodesk Inventor を使用する場合は、「Windchill Workgroup Manager for Autodesk Inventor でのファイル同期化可能な Worker の使用」を参照してください。
CATIA 5 を使用する場合は、「Windchill Workgroup Manager でのファイル同期化可能な Worker の使用」を参照してください。
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CAD アプリケーション固有の WWGM ガイドに、前述の手順を従うことによってすでに実行した手順が含まれている場合があります。
7. Windchill で、CAD Worker のファイル同期化をテストします。
a. Windchill で、製品表現が含まれていない CAD 部品を開きます。CAD ドキュメントの情報ページで、「詳細」タブが開きます。
b. サムネイルプレースホルダーをクリックして自動パブリッシングプロセスを開始します。「WVS ジョブモニター」が開き、ここで進捗状況を監視できます。
c. Windchill から同じアプリケーションの CAD アセンブリおよび図面に対してテストを繰り返します。
トラブルシューティング情報については、テクニカルサポートの知識ベースのアーティクル CS38216 を参照してください。
これで自動パブリッシングシステムの基本的なコンフィギュレーションが完了しました。