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PE Worker の設定
PE Worker の設定には、PE Worker 設定値の指定に使用される PE Worker および wvsape.properties ファイルを実行するバッチファイルが関わります。PTC では、インストールした Worker ファイルを保持するために作成した新しい作業ディレクトリに、これらのコンフィギュレーションファイルを常駐させることをお勧めします。このセクションでは、バッチファイルと wvsape.properties ファイルを作成して Worker を設定する方法について説明します。
以下の手順に従って PE Worker を設定します。
1. Windchill サーバー上に新しい <APEWorker> ディレクトリ (たとえば、C:\PTC\APEWorker) を作成します。
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リモート PE Worker 設定は現在、サポートされていません。これは、リモート PE サーバーと混乱しないためです。PE Worker は Windchill サーバーに常駐し、PE サーバーとのリクエスト/レスポンスの処理に使用されます。この設定を図で説明したものは、前の段落を参照してください。
2. <Windchill>\codebase\com\ptc\wvs\server\workers ディレクトリでサンプルコンフィギュレーションファイルを探します。サンプルファイルの名前は wvsape.properties、バッチファイルの名前は arbortextEngineWorkerstart.bat です。
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この手順は、Windows を使用していると想定しています。UNIX を使用している場合は、サンプルシェルスクリプト (arbortextEngineWorkerstart.sh) を使用します。
3. サンプルファイルを、ステップ 1 で作成した新しいディレクトリにコピーします。ファイルを編集したり、元の場所から移動したりしてはなりません。
4. テキストエディタを使用して Worker バッチファイルを編集します。このバッチファイルは、後続のステップで Worker Agent を設定するときに、PE Worker 実行コマンドとして使用されます。
Worker バッチファイルのサンプルは以下のとおりです。設定値についての説明がその後に続きます。
@echo on
set WORKER_DIR=C:\ptc\apeworker
set DEBUG="-D"
set PORT="5600"
set HOST="localhost"
set TYPE="APE"
set CMDCLASS="com.ptc.wvs.server.workers.ArbortextEngineWorker"

C:

cd “%WORKER_DIR%”

java -Dwvs.ape.properties=%WORKER_DIR%\wvsape.properties
com.ptc.wvs.server.cadagent.GenericWorker %DEBUG% -PORT %PORT%
-HOST %HOST% -TYPE %TYPE% -CMDCLASS %CMDCLASS% -DIR %WORKER_DIR%
-LOG "worker_"
set WORKER_DIR=C:\PTC\APEWorker - この値は重要であり、ステップ 1 で作成した <APEWorker> ディレクトリに設定する必要があります。
set DEBUG="-D" - この値はデバッグ用に予約されています。変更しないでください。
set PORT="5600" - この値は変更できますが、お勧めできません。この値を変更する場合は、変更した"port" 値が agent.ini ファイルの [agent] セクションにある "port" 値と一致することを確認する必要があります。デフォルト値は 5600 です。
set HOST="localhost" - この値は "localhost" のままにしておいて構いませんが、Worker が常駐するマシン、PE Worker の場合は Windchill マシンのホスト名と一致する必要があります。
set TYPE="APE" - この値は変更しないでください。
set CMDCLASS="com.ptc.wvs.server.workers.ArbortextEngineWorker" - この値は変更しないでください。
5. バッチファイルへの変更内容を <APEWorker> ディレクトリに保存します。
6. wvsape.properties ファイルを、必要に応じて編集します。プロパティファイルのサンプルは以下のとおりです。設定値についての説明がその後に続きます。
ape.server=http://localhost/e3/servlet/e3
ape.worker.logfile.dir=C:\\ptc\\Windchill\\logs\\arbortext\\
ape.verbose=false
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ユーザーが指定した ape.server URL は、現在の Servigistics Arbortext リリースに関連付けられた URL に対応している必要があります。絶対 URL を指定する必要があります。
ape.server はインストールされている Servigistics Arbortext PE サーバーを指す URL です。ユーザーはこの値を定義する必要があります。
ape.worker.logfile.dirServigistics Arbortext Worker のログファイルが保存されるディレクトリです。このディレクトリを、ログファイルを保持しているディレクトリに一致するように変更する必要があります。
ape.verbose は詳細モードを切り替える true/false スイッチです。
7. 変更内容を <APEWorker> ディレクトリに保存して、プロパティファイルを閉じます。