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移動プリファレンス
ソース PLM システムでオブジェクトを移動しても、ターゲット PLM システムのオブジェクトはインポート時に自動的に移動されません。この動作を制御するには、wpc_preferences.txt ファイルで次のようにコメントの解除と設定を行います。
import.move.caddocuments=<true or false>
インポートされたオブジェクトをターゲット PLM システムで自動的に移動する場合は、プリファレンスを true に設定します。マッピングファイルでの場所の変更はソース PLM システム上の新しい場所より優先され、オブジェクトはマッピングファイルに従って移動されることに注意してください。このプリファレンスを true に設定すると、マッピングファイルの更新が必要となる場合があります。
オブジェクトがコンテキスト間で移動されている場合は、そのオブジェクトのすべての改訂 (たとえば、部品 A.1 と B.1) が移動先のコンテキストに移動されます。コンテキスト内での移動 (サブフォルダの移動) の場合は、選択した改訂のみが移動され、そのオブジェクトのほかの改訂は現在のフォルダに残ります。
オブジェクトをターゲット PLM システムで自動的に移動させない場合は、このプリファレンスを false に設定します。このプリファレンスが false に設定されている場合は、パッケージ詳細レポートにオブジェクトの新しい場所が通知されます。
PTC では次の内容を推奨しています。
このプリファレンスは頻繁に変更しないでください。このプリファレンスを変更すると、マッピング定義の変更が必要となります。
複数のクライアント環境を使用している場合は、すべての環境でこのプリファレンスの設定を同じにしてください。