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製品が複数の PLM システムで共同設計される場合
一般的な使用例は、複数の PLM システムにより製品が共同設計されている場合です。ある PLM システムがトップアセンブリを担当し、別の PLM システムがサブアセンブリの 1 つを担当する場合もあります。読み取り専用のコラボレーションは、オーナー PLM システムだけがそれぞれの Creo Parametric データを更新するという想定に基づきます。
たとえば、自転車の開発会社が、自転車の駆動系 (ギヤや変速機など) を製造している外部設計パートナーと共同作業している場合を考えます。
自転車会社と駆動系メーカーは次のプロセスに従い、Creo Packages を使用して設計プロジェクトをコラボレーションします。
ステップ
自転車会社
駆動系パートナー
ステップ 1 - コラボレーションで使用するデータの選択
基本的な自転車のアセンブリを作成し、自社の PLM システムに保存します。これには、自転車のすべてのインタフェースポイントを提供するスケルトンなどが含まれます。
基本ジオメトリを使用して、主要なインタフェースポイントを含む駆動系サブアセンブリを 1 つ以上作成し、自社の PLM システムに保存します。
ステップ 2 - コラボレーションを確立するための 1 回目のデータ交換
Creo Packages を使用して駆動系サブアセンブリをエクスポートし、エクスポートしたパッケージを自転車会社に送信します。
ステップ 3
Creo Packages を使用して、駆動系サブアセンブリを自転車会社の PLM システムにインポートします。
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インポートした駆動系サブアセンブリは、自転車会社の PLM システムでは読み取り専用になります。
ステップ 4
駆動系サブアセンブリを自転車アセンブリに追加します。
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インポートした駆動系サブアセンブリは、自転車アセンブリに追加する際に修正されません。
ステップ 5
Creo Packages を使用して、駆動系サブアセンブリと、インポートした駆動系サブアセンブリの参照を含む自転車アセンブリをエクスポートし、駆動系パートナーに送信します。
ステップ 6
Creo Packages を使用して、自転車アセンブリを駆動系サブアセンブリの参照とともにインポートします。
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駆動系サブアセンブリは、駆動系パートナーの PLM システムにすでに存在しているためインポートされません。
ステップ 7 - 作業進行中
変更や新規サブコンポーネントの追加を行い、自転車アセンブリの開発を続行します。
変更や新規サブコンポーネントの追加を行い、駆動系サブアセンブリの開発を続行します。
ステップ 8 - 定期的な更新の交換
自転車アセンブリの更新 (増分パッケージ) を定期的に送信します。
駆動系サブアセンブリの更新 (増分パッケージ) を定期的に送信します。