特殊な管理 > Windchill の環境の設定 > Windchill Configuration Assistant を使用した Windchill の設定 > Windchill Configuration Assistant の実行 > Windchill Configuration Assistant を実行する際の ant コマンド構文 > WindchillConfigAssistant.xml のターゲット > 中間ファイルの値を反映するターゲット
  
中間ファイルの値を反映するターゲット
次のリストに、中間ファイルのプロパティ値を反映するときに使用するターゲットを示します。Windchill Configuration Assistant は、xconfmanager ユーティリティを使用して Windchill プロパティを反映します。
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これらのターゲットを実行するには、site.xconf ファイルに ConfigurationRef エレメントが存在する必要があります。
これらの反映ターゲットを実行する前に、関連する中間ファイルの有無がチェックされます。必要な中間ファイルが存在しない場合、関連するプロパティ値を反映する前に、それを知らせるエラーが返されます。中間ファイルを生成するターゲットを再実行すれば、この問題を解決できます。
Embedded Servlet Engine (以前の Tomcat) のプロパティは、xconfmanager ユーティリティでは管理されません。初期インストール後の Embedded Servlet Engine インストールディレクトリには、プロパティファイルの config.properties と、ant ビルドスクリプトの config.xml が格納されています。関連する config.properties の値を使用して、テンプレートファイルから Embedded Servlet Engine の設定ファイルが再生成されます。次の (mode プロパティの値を格納している) ファイルは、config.xml スクリプトの実行時に再生成され、それまでに手動で編集した内容が失われます。
<Windchill>/tomcat/conf/web.xml
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ant コマンドで指定されている propagate 引数の値にかかわらず、これらのターゲットは変更を反映します。
propagateWindchill
xconfmanager -p -F を呼び出して、<Windchill>/utilities/wca/conf/windchill/windchillconfigurator.xconf の値を Windchill プロパティへ反映します。
メソッドサーバー MBean 設定ファイルの Windchill Configuration Assistant 中間コピーに保存されているメソッドサーバー MBean 設定プロパティを、メソッドサーバー MBean 設定ファイル (<Windchill>/codebase/WEB-INF/methodServerMBeanConfig.xml) にコピーします。
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configureWindchill ターゲットを実行して中間設定ファイルを作成した後、メソッドサーバーの Loader MBean 保存操作を実行してメソッドサーバーを変更した場合、propagateWindchill ターゲットの実行時にそれらの変更が失われます。MBean の変更の永続化については、Loader MBean を使用した設定変更の永続化を参照してください。
メソッドサーバー MBean 設定ファイルの中間コピーに保存されている JMX-Administrators リストの内容を、setEmailList ant ターゲットを使用するすべての JMX-Administrators リストに適用します。電子メールリストおよび Windchill Configuration Assistant で使用する ant スクリプトについては、JMX-Administrators リストへの追加を参照してください。
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この操作の結果として、すべての JMX-Administrators リストに同じ電子メールアドレスのリストが格納されます。反映が完了した後でリストを個別に修正するには、JMX クライアントから特定の JMX-Administrators MBean へ移動します。リストを修正したら、Loader MBean を使用して変更内容を永続化します。
configureWindchill および configure ターゲットを指定する際、ant コマンドに -Dpropagate=true 引数を追加した場合は、xconfmanager を呼び出して変更を反映できます。propagateWindchill ターゲットを使用する代わりに、-Dpropagate=true 引数を使用できます。
propagateTomcat
中間プロパティファイルの <Windchill>/utilities/wca/conf/tomcat/config.properties に保存されているプロパティ値を、ターゲット Embedded Servlet Engineconfig.properties ファイルに反映し、<Windchill>/tomcat/config.xml の configureJspEngine ant ターゲットを実行します。
propagate
以下のターゲットを呼び出します。
propagateWindchill
propagateTomcat
propagate ターゲットを実行すると、それぞれ上記のターゲットを使用して Windchill Configuration Assistant を 2 回実行した場合と同じ結果が得られます。