特殊な管理 > Windchill の環境の設定 > パスワード管理の設定オプション > システムパスワード暗号化のオプション > Info*Engine のプロパティに保存されたパスワードの暗号化
  
Info*Engine のプロパティに保存されたパスワードの暗号化
Info*Engine プロパティアドミニストレータで入力したシステムパスワードは暗号化されます。これらのパスワードは Info*Engine のプロパティに保存され、LDAP ディレクトリサーバーに格納されます。
たとえば、JNDI アダプタフォームで、LDAP ディレクトリサーバーへ接続するときに使用するデフォルトのユーザーとパスワードを設定するとします。このフォームに以下のフィールドが表示されます。
「Directory System Agent Credentials」フィールドにパスワードを入力するときは、入力した文字がアスタリスク (*) として表示されます。「OK」をクリックするとフォームが保存されます。実際のパスワード値は暗号化され、キーストアに保存されます。このプロパティ値は、キーストア内の暗号化された値を示します。
このプロパティは LDAP ディレクトリサーバーに保存されます。
たとえば、JNDI アダプタフォームの「Directory System Agent Credentials」フィールドに PW173& というパスワードを入力したとします。このプロパティは以下のように保存されます。
<サービス>.dsaCredentials=encrypted.<サービス>.dsaCredentials
<サービス> は JNDI アダプタのサービス名です。
このプロパティ値のパスワード情報は実際のパスワードではありませんが、使用する暗号化ソフトウェアのパスワードを一意に識別します。つまり、この情報を変更するとパスワードが無効になります。