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Windchill プロパティファイルに保存されたシステムパスワードの更新
Windchill のプロパティファイルで暗号化されているシステムパスワードを更新するには、xconfmanager ユーティリティコマンドで次のパラメータを使用します。
-s (or --set)
新しいパスワードをプレーンテキストで入力します。Windchill で新しいパスワードが暗号化された後、保存されます。たとえば、db.properties に保存されているデータベースパスワードを newPW123 に変更するには、Windchill シェルから次のコマンドを入力します。
xconfmanager -s wt.pom.dbPassword=newPW123 -t db.properties -p
xconfmanager ユーティリティを使用する方法の詳細については、を参照してください。
暗号化されたパスワードは、実際にはプロパティファイルや site.xconf ファイルに保存されないので、新しいパスワードを設定した後も、これらのファイルに表示されるプロパティ値は変更されません。更新後の値はキーストアファイルに保存されます。
xconfmanager ユーティリティを使用してパスワードを設定する際、どの Windchill システムパスワードを暗号化するかは、validProperties.list ファイルのプロパティリストで管理します。このファイルは <Windchill>/bin/adminTools/sip ディレクトリにあります。プロパティが validProperties.list ファイルにない場合、xconfmanager コマンドを入力して該当するパスワードを設定したとき、そのパスワードは暗号化されません。
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validProperties.list ファイルを修正すると、xconfmanager ユーティリティによって暗号化されるパスワードに影響します。また、EncryptPasswords.xml スクリプトにある encryptAllPasswords ターゲットによって暗号化されるパスワードにも影響を与えます。製品構成を修正したり Windchill をカスタマイズしたりして、暗号化するパスワードを変更する必要が生じないかぎり、暗号化するパスワードを最初に選択した後でこのファイルを修正しないでください。
パスワードの暗号化および Windchill のカスタマイズについては、暗号化されたパスワードを参照してください。