アップグレード前のタスク
既存の インストールをこのリリースにアップデートしている場合、 をインストールする前に以下に示すタスクを実行します。
S1000D オブジェクトのチェックイン
既存のリリースの をアップグレードしているときに、マイグレータは既存のオブジェクトにライフサイクルを再割当します。これにより、試供リリースでのライフサイクルに対して加えられた変更が既存のオブジェクトに渡されます。マイグレータが処理できるのはチェックインされているオブジェクトだけなので、アップグレードを実行する前に以下のタイプの既存の S1000D オブジェクトをチェックインしておくことをお勧めします。
• データモジュール (DM)
• DM コンテンツホルダー
• 情報制御番号 (ICN)
• ICN コンテンツホルダー
• パブリッシングモジュールコンテンツホルダー
• S1000D パブリッシング構造
チェックインできなかった場合、自動アップデートされなかったオブジェクトについての情報がアップグレードログに記録されます。これらのログを確認することで、そのようなオブジェクトを後から手動でアップデートできます。
製品の DDN / DML OIR カスタマイズの保存
製品レベルでデータ発送注記 (DDN) オブジェクトとデータモジュールリスト (DML) オブジェクトのオブジェクト初期化規則 (OIR) にカスタマイズを実装している場合、 をインストールする前に、カスタマイズしたファイルを別の場所に保存します。インストールが完了した後で、カスタマイズを再適用できます。
このステップを実行しなかった場合、アップグレード中にカスタマイズは失われます。