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認証用資格証明の設定
HTTP SSL のユーザー名とパスワード
が の「Publish」タスクを呼び出すには、 サーバーに対して認証を行うために superadmin の資格証明が必要です。 のユーザー名は プロパティとして保管されます。 のパスワードは の保護されたキーストア内に暗号化されたプロパティとして保管されます。
詳細については、暗号化されたパスワードを参照してください。このトピックでは、 サーバー上でパスワードを暗号化する方法について詳しく説明しています。
すべてのホストで共有される資格証明
ユーザー名とパスワードを のすべてのホストに関連付ける プロパティを設定するには、以下のステップに従います。
のすべてのホストの パスワードプロパティを暗号化するため、以下の手順を実行します。
1. Windchill シェルを開きます。
2. 以下のコマンドを実行します (<password> は superadmin のパスワードに置き換えます)。
ant –f %WT_HOME%/bin/adminTools/sip/EncryptPasswords.xml encryptPw -DpropertyName=inserviceaad.superAdminUserPassword -Dpassword=<password>
3. レポートの出力が BUILD SUCCESSFUL であることを確認します。これはパスワードが暗号化されたことを示しています。
4. サーバーを再起動します (必要な場合にはユーザーに警告します)。
superadmin のデフォルトのユーザー名を変更するため、以下の手順を実行します (デフォルトのユーザー名 superadmin を使用しない場合)。
1. フォルダエクスプローラを使用して、以下の場所にある site.xconf に移動します。
<WINDCHILL>/site.xconf
2. テキストエディタでこのファイルを開き、末尾にスクロールします。
3. 以下のプロパティエントリを追加します (<username> は必要な superadmin ユーザー名に置き換えます)。
<Property name="inserviceaad.superAdminUserName" overridable="true" value="<username>" targetFile="codebase/config/rules/rules.properties"/>
4. site.xconf ファイルを保存します。
5. Windchill シェルを開きます。
6. 以下を実行します。
xconfmanager –pF
7. サーバーを再起動します (該当するユーザーに事前に警告しておきます)。
個々のホストの資格証明
ユーザー名とパスワードを の特定のホストに関連付ける プロパティを設定するには、以下のステップに従います。
特定のホスト用に のユーザー名とパスワードのプロパティを追加します。
1. フォルダエクスプローラを使用して、以下の場所にある site.xconf に移動します。
<WINDCHILL>/site.xconf
2. テキストエディタでこのファイルを開き、末尾にスクロールします。
3. 以下のプロパティエントリを追加します。
<Property name="inserviceaad.superAdminUserPassword|<host>" overridable="true" value="encrypted.inserviceaad.superAdminUserPassword" targetFile="codebase/config/rules/rules.properties/>
<host> は のホスト名に置き換えます。例: inservice.server.com
<username> は superadmin のユーザー名に置き換えます。
4. site.xconf ファイルを保存します。
5. Windchill シェルを開きます。
6. 以下を実行します。
xconfmanager -pF
パスワードプロパティの名前を「Valid Properties」リストに追加します。
1. フォルダエクスプローラを使用して、以下のファイルに移動します。
<WINDCHILL>/bin/adminTools/sip/validProperties.list
2. テキストエディタでこのファイルを開き、末尾にスクロールして新しい行を作成します。
3. 以下のプロパティを追加します (<host> は値に置き換えます)。
inserviceaad.superAdminUserPassword|<host>
以下に例を示します。
inserviceaad.superAdminUserPassword|inservice.server.com
4. ファイルを保存します。
の特定のホストの パスワードプロパティを暗号化するため、以下の手順を実行します。
1. Windchill シェルを開きます
2. 以下のコマンドを実行します (propertyName の値を引用符で囲みます)。
ant –f %WT_HOME%/bin/adminTools/sip/EncryptPasswords.xml encryptPw -DpropertyName=”inserviceaad.superAdminUserPassword|<host>” -Dpassword=<password>
<host> は のホストに置き換えます。例: inservice.server.com
<password> は superadmin のパスワードに置き換えます。
3. レポートの出力が BUILD SUCCESSFUL であることを確認します。これはパスワードが暗号化されたことを示しています。
4. サーバーを再起動します (該当するユーザーに事前に警告しておきます)。
ポスト HTTP SSL のユーザー名とパスワード
資格証明は キーストア内に安全に保管されます。これらは の「Publish」タスクが呼び出されたときに使用されます。
ログインエラーはパブリッシング時に Windchill Visualization Service (WVS) ログに認証の例外としてレポートされます。
ユーザー名とパスワードの設定を小さなテストパブリッシングでテストすることで、資格証明が正しく設定されていることを確認することをお勧めします。