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一括更新操作の設定
次の手順を使用して、一括更新のオプションを設定します。
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次のセクションで説明するコンフィギュレーションファイルのいずれかを修正している場合は、修正を完了した後に、Windchill シェルで次のコマンドを実行する必要があります。
xconfmanager -pF
属性の一括更新
次の手順を使用して、属性で「一括更新」操作を呼び出したときに表示するタイプと属性を設定します。
1. 次のファイルを開きます。
codebase\com\ptc\windchill\mpml\xconfs\mpmlink.wt.properties.xconf
2. 次の属性を修正します。
massUpdate.AllowedTypes: 「タイプ」コンボボックスに表示されるタイプのリストが表示されます。このプロパティにタイプを追加する場合、そのタイプのサブタイプをすべて追加する必要はありません。これらは自動的にコンボボックスに追加されます。
massUpdate.ExcludedTypes: 一括更新を実行するときに一部のサブタイプを除外する場合は、この属性を修正します。
massUpdate.Attribute.WCTYPE|<xyz>: <xyz> はクラス名を表します (たとえば、wt.part.WTPart)。1 つのタイプごとに 1 行を設定し、属性のリストを指定して、タイプが選択されたときに公開されるようにします。
関連の一括更新
関連の「一括更新」操作を設定するには、コレクター UI に表示されるコレクターを定義し、これらを「一括更新」操作にフックします。次の手順は、WTDocument に関連付けられている Windchill MPMLink オブジェクトのコレクターをフックする場合の例です。
1. 「一括更新」操作のコレクター UI で使用できるコレクターを修正するには、次のファイルを開きます。
codebase\com\ptc\core\htmlcomp\collection\CollectionComponentConfig.xml
2. collectionComponentID が "MassUpdateAssociation" である行を検索します。
3. このセクションに、コレクションツールに関連付けられているコレクションツールの使用法を追加して、他方の役割がシードであるリンクオーナーを収集できるようにします (シードは、「一括更新」操作を実行するときの初期選択オブジェクトです)。たとえば、WTDocument に関連付けられた Windchill MPMLink オブジェクトを収集するコレクションツールは、MPMLINK_OBJECTS_ASSOCIATED_TO_DOCUMENT です。
4. XML ファイルでコレクションツールを検索します。次に例を示します。
<CollectionTool id="MPMLINK_OBJECTS_ASSOCIATED_TO_DOCUMENT">
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コレクションツールは、collectionServiceKey タグを使用したコレクション定義のリストと見なせます。コレクション定義は次のフォルダにある XML ファイルで定義されます。
codebase\com\ptc\core\collectionsrv
codebase\com\ptc\core\collectionsrv\mpml
このコレクションツールでは、次のコレクション定義が使用されています。
MPMLINK_OBJECTS_ASSOCIATED_TO_DESCRIBED_DOCUMENT
MPMLINK_OBJECTS_ASSOCIATED_TO_REFERENCED_DOCUMENT
5. collectionServiceKey が一意の collectedAsKey に関連付けられ、ファイル全体でこの規則に従う必要があります。以下に例を示します。
MPMLINK_OBJECTS_ASSOCIATED_TO_DESCRIBED_DOCUMENT の collectionServiceKey は 804 です。
MPMLINK_OBJECTS_ASSOCIATED_TO_REFERENCED_DOCUMENT の collectionServiceKey は 805 です。
6. コレクターのユーザーインタフェースでは、収集したオブジェクトに関連するリンクの情報が提供されません。したがって、「一括更新」操作では、オブジェクトが収集された後にデータベースにアクセスしてリンクを照会する必要があります。リンク情報をコレクション定義に関連付けるには、次のファイルを開きます。
codebase\com\ptc\windchill\mpml\xconfs\mpmlink.wt.properties.xconf
7. collectedAsKey ごとに massUpdate.Collection.<xyz> プロパティを 1 つ定義します。<xyz>collectedAsKey の値を表します。プロパティの値は、リンクのクラス名と、このリンクの役割 A と B の名前を組み合わせて作成されます。リンクとコレクターがこのような方法で関連付けられるため、使用できるのは単純なコレクション定義のみであることに注意してください。たとえば、参照するリンクが 1 つだけのコレクション定義などです。WTDocument に関連付けられた Windchill MPMLink オブジェクトの収集では collectedAsKey が 2 つ含まれるため、プロパティは次のようになります。
<Property name="massUpdate.Collection.804"
default="WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.MPMDocumentDescribeLink,describes,describedBy"/>
<Property name="massUpdate.Collection.805"
default="WCTYPE|com.ptc.windchill.mpml.MPMDocumentReferenceLink,referencedBy,references"/>