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Windchill によるユーザーの Cognos ネームスペースの引渡しの有効化
Windchill がユーザーの Cognos ネームスペースを明示的に渡せるようにするには、xconfmanager を使用して wt.properties ファイルで次のプロパティを設定します。
wt.cognos.explicitNamespace.enabled - このプロパティを TRUE に設定すると、Windchill は現在のユーザーの Cognos ネームスペースを特定し、Windchill から Windchill Business Reporting レポートが実行されたときに、そのネームスペースを URL パラメータとして明示的に渡そうとします。ネームスペースを特定できない場合は、前述したとおり、標準的なネームスペースのドロップダウンリストが表示されます。このプロパティを FALSE (デフォルト) に設定すると、ドロップダウンリスト動作に戻ります。
wt.cognos.startup.location - このプロパティ値は、Cognos コンフィギュレーションファイル cogstartup.xml のファイルパスに設定します。Windchill ソリューションと WBR ゲートウェイサーバーが同じマシンにインストールされている場合は、このプロパティの値を次のように設定できます。
$wt.cognos.home\\configuration\\cogstartup.xml
Windchill ソリューションと WBR ゲートウェイサーバーが別々のマシンにインストールされている場合は、アクセス可能な場所にファイルをコピーするか、ファイルの保存されたディレクトリを共有してファイルを使用できるようにする必要が生じることがあります。