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SQL Server のインストールを開始する前に
アプリケーションでサポートされている SQL Server のバージョンを確認します。http://www.ptc.com/appserver/cs/doc/refdoc.jsp から入手できるソフトウェアプラットフォームマトリクスを参照してください。
インストールを実行するユーザー (一般的にデータベース管理者 [DBA]) は、Windows 管理者グループのメンバーである必要があります。
Windchill のデモデータベースを持つ SQL Server サーバーをインストールするには、ハードドライブディスクに 1.5 GB の空き容量が必要です。データベースのサイズが大きくなれば、それに応じたディスク容量が必要になります。
インストールに関する追加要件およびプラットフォームの要件については、Microsoft SQL Server のドキュメンテーションまたは以下のサイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/sql/prodinfo/sysreqs/default.mspx
以下のことに注意してください。
データベースインストールは、混在モードの認証を使用して設定する必要があります。
データベースインスタンスでは、'contained database authentication' コンフィギュレーションオプションをアクティブにする必要があります。これは、次のステートメントをデータベース管理者ユーザー sa として実行することによってアクティブ化できます。
use master
GO
sp_configure 'contained database authentication', 1;
GO
RECONFIGURE
GO
Windchill データベースには、次の必須ファイルグループが必要です。
PRIMARY
BLOBS
INDX
WCAUDIT
SQL Server データベースユーザーは、包含 DB ユーザーとして作成する必要があります。
データベーススキーマ名とスキーマオーナーのユーザーは、同じ名前によって識別する必要があります。
データベースユーザーのデフォルトスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
Windchill データベースは部分包含として設定する必要があります。これは、次のステートメントをデータベース管理者ユーザー sa として使用することによって設定できます。
ALTER DATABASE [<database_name>] SET CONTAINMENT = PARTIAL WITH NO_WAIT;
Windchill データベースに対して read_committed_snapshot プロパティが設定されている必要があります。これは、次のステートメントをデータベース管理者ユーザー sa として使用することによってアクティブ化できます。
ALTER DATABASE <database_name> SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
Windchill SQL Server データベースユーザーは、包含 DB ユーザーとして作成する必要があります。
ユーザータイプ: SQL ユーザー (ログインなし)
データベースユーザー名、スキーマ名、スキーマオーナー、およびデフォルトスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
Windchill データベースユーザーは db_owner 役割のメンバーでなければなりません。
SQL Server 2012 以降のリリースを使用した Windchill 11.0+ の新規インストールでは、含まれているインスタンスが適切に設定されている場合、Windchill アプリケーションデータベースの照合順序 (Latin1_General_100_CS_AS_SC) と SQL Server インスタンスレベルの照合順序が異なることがあります。
SQL Server 2008 R2 以前のバージョンの Windchill を SQL Server 2012 以降のバージョンにアップグレードする場合は、SQL Server 2008 でサポートされている照合 SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS を使用してアップグレードを完了する必要があります。アップグレードした後、アップグレード後のバージョンから Collation Conversion ユーティリティを使用して、データベースの照合を SQL Server 2012 以降でサポートされている照合 Latin1_General_100_CS_AS_SC に変更する必要があります。
更新済みサーバーに対応する新しいサブインストーラへの更新は、Server 2014 (SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS (UCS-2)) で可能です。
データベーススキーマ名とスキーマオーナーは、同じ名前によって識別する必要があります。
SQL Server ユーザー、およびスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
データベースユーザーのデフォルトスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
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Windchill データベースユーザーに DBA (データベース管理者) の役割または特権を割り当てないでください。
Windchill Business Reporting
Windchill Business Reporting でサポートされる Microsoft SQL Server データベースプラットフォームと照合は、次のとおりです。
Windchill Business Reporting データベース: Latin1_General_100_CI_AS
Windchill データベース: Latin1_General_100_CS_AS_SC