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読み込みメソッドについて
読み込みフレームワークによって呼び出されるすべてのメソッドは、同じ署名に従います。
public static boolean myMethod (HashTable nv, HashTable cmd_line, Vector v)
このメソッドは、関数が成功した場合は true を返し、失敗した場合は false を返します。パラメータは以下のとおりです。
nv パラメータ - マッピングファイルからキーとして読み込まれた属性名と、データファイルの 1 行から値として読み込まれたその文字列のハッシュテーブルです。
cmd_line パラメータ - コマンドラインから読み込まれた余分な属性 (インタフェースで定義されていないパラメータ) のハッシュテーブルです。それにより、実行時にコマンドラインから読み込まれた値をデータファイルに代入できます。
return_objects パラメータ - createNewClass メソッドで作成または実行したオブジェクトのベクトルです。オブジェクトを操作して、ベクトルに加算します。以下に例を示します。
return_objects.addElement(doc);
このベクトルを使用して、より有益なメッセージをコマンドラインに返します。このメソッドで操作したオブジェクトに getIdentity を実装しない場合、またはその情報がコマンドラインへのメッセージとして有効でない場合は、代わりに return_object に文字列を追加する必要があります。以下に例を示します。
String msg = "Type = Content Item, Identity =
" + appData.getFileName();
return_objects.addElement(msg);