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ソリューションエレメント
UI 検証に関連するソリューションエレメントのほかに、このセクションでは主な用語 (太字) の定義についても説明します。
エレメント
タイプ
説明
StandardUIComponentValidation サービス
Java クラス
よく検証サービス と呼ばれます。UI 検証を制御するサービスクラスです。クライアントインフラストラクチャから検証リクエストを受け、適切なバリデータとフィルタに検証結果を委任します。その後、検証結果が元のクライアントインフラストラクチャに渡されます。
カスタマイザとアプリケーション開発者は、直接このクラスを操作する必要はありません。
UIValidationKey
Java クラス
よく検証キーと呼ばれます。検証対象の UI コンポーネントの識別には、UIValidationKey が使用されます。UIValidationKey は、操作または属性と 1 対 1 の関係を持つと考えることができます。
UIValidationCriteria
Java クラス
よく検証基準と呼ばれます。
UIValidationCriteria は Bean クラスで、検証サービスにより、クライアントインフラストラクチャからバリデータとフィルタに渡されたコンテキスト (リクエスト、セッション) データを含みます。
UIValidationCriteria のほとんどのコンテンツは、NmCommandBean から直接取得されます。ただし NmOids と異なり、オブジェクトは WTReferences として返されるのが一般的です。
UIValidationResult
Java クラス
よく検証結果と呼ばれます。
UIValidationResult が検証の 1 つの単位を表します。つまり、検証ステータスを UI コンポーネント (操作または属性) と関連付けます。複数のオブジェクトで同じ操作を実行する検証の場合は、UIValidationResult を各オブジェクトに関連付けることができます。
UIValidationResultSet
Java クラス
よく結果セットと呼ばれます。
UIValidationResultSet は、UIValidationResult オブジェクトのコレクションです。結果セットは、複数の検証を同時に実行した場合に使用します。たとえば、バリデータで複数のオブジェクトで行った同じ操作に対する事前検証チェックを行った場合は、各オブジェクトの検証結果が UIValidationResultSet に集約されます。
UIValidationStatus
Java クラス
よく検証ステータスと呼ばれます。
コンポーネントを UI に表示するかどうか、またはどのように表示するかを決めるのに使用する列挙です。たとえば、操作を非表示にする、操作を無効にする、操作を有効にするなどを示す値があります。
UIValidationFeedbackMsg
Java クラス
よくフィードバックメッセージと呼ばれます。
検証結果と関連付けることができるメッセージです。選択後検証とサブミット後検証でのみ使用されます。検証結果と関連付けられ、事前検証によって返されたフィードバックはすべて無視されます。
フィードバックメッセージには別のフィードバックタイプ (FeedbackType.java) を関連付け、エラーメッセージ、警告メッセージ、情報メッセージなどの区別を示すことができます。
UIComponentValidator
Java インタフェース
すべてのバリデータ実装に必要となるインタフェースです。ただし、バリデータにこのインタフェースを直接実装することは避けてください。代わりに、DefaultUIComponentValidator を拡張します。
各 UI コンポーネントは、ゼロまたは 1 つのバリデータを関連付けることができます。通常、バリデータには単一の UI コンポーネントに固有のロジックが含まれます。複数の UI コンポーネントに適用されるジェネリック検証ロジックについては、通常フィルタが使用されます。
バリデータは検証サービスによって呼び出され、特定の UI コンポーネントの検証ステータスを決定します。
カスタマイザとアプリケーション開発者は、直接このクラスを操作する必要はありません。
DefaultUIComponentValidator
Java クラス
これはデフォルトの UIComponentValidator インタフェースの実装です。すべてのバリデータ実装はこのクラスを拡張する必要があります。
ValidationFilter
Java インタフェース
すべてのフィルタ実装に必要となるインタフェースです。ただし、フィルタにこのインタフェースを直接実装することは避けてください。代わりに、DefaultSimpleValidationFilter または DefaultUniversalValidationFilter を拡張します。
各 UI コンポーネントは、ゼロまたは任意の数のフィルタを関連付けることができます。通常、フィルタには複数の UI コンポーネントに適用可能なジェネリック検証ロジックが含まれます。単一の UI コンポーネントまたは少数の UI コンポーネントセットに固有の検証ロジックについては、通常バリデータが使用されます。
フィルタには、シンプルフィルタとユニバーサルフィルタの 2 つのカテゴリがあります。シンプルフィルタは、コンポーネント単位で適用されます。つまり、シンプルフィルタのロジックを適用する UI コンポーネントを選択する必要があります。反対に、ユニバーサルフィルタは、すべての UI コンポーネントに適用されます。このため、ユニバーサルフィルタのロジックを適用しない UI コンポーネントを選択する必要があります。
フィルタは検証サービスによって呼び出され、特定の UI コンポーネントの検証ステータスを決定します。
カスタマイザとアプリケーション開発者は、直接このクラスを操作する必要はありません。
SimpleValidationFilter
Java インタフェース
すべてのシンプルフィルタ実装に必要となるインタフェースです。ただし、シンプルフィルタにこのインタフェースを直接実装することは避けてください。代わりに、DefaultSimpleValidationFilter を拡張します。
カスタマイザとアプリケーション開発者は、直接このクラスを操作する必要はありません。
UniversalValidationFilter
Java インタフェース
すべてのユニバーサルフィルタ実装に必要となるインタフェースです。ただし、ユニバーサルフィルタにこのインタフェースを直接実装することは避けてください。代わりに、DefaultUniversalValidationFilter を拡張します。
カスタマイザとアプリケーション開発者は、直接このクラスを操作する必要はありません。
DefaultSimpleValidationFilter
Java クラス
これはデフォルトの SimpleValidationFilter インタフェースの実装です。すべてのシンプルフィルタ実装はこのクラスを拡張する必要があります。
DefaultUniversalValidationFilter
Java クラス
これはデフォルトの UniversalValidationFilter インタフェースの実装です。すべてのユニバーサルフィルタ実装はこのクラスを拡張する必要があります。
UIComponentSolutionGroup
Java インタフェース
すべてのソリューショングループ実装に必要となるインタフェースです。
ソリューショングループは、インストールされたソリューションに基づいて事前検証で使用される特別なタイプのバリデータです。たとえば、Windchill ProjectLink がインストールされていない場合に、特定の操作を使用できないようにするロジックは、ソリューショングループで定義する必要があります。
*actions.xml
XML ファイル
操作定義を含む、複数の "サテライト" バージョンの actions.xml ファイル (通常 1 モジュールに 1 つ) があります。
シンプルフィルタを含め、ユニバーサルフィルタを除外する操作を設定するのもこのファイルです。
*service.properties.xconf
Xconf ファイル:
クラス代理レジストリエントリを含む、複数の "サテライト" バージョンの service.properites.xconf ファイル (通常 1 モジュールに 1 つ以上) があります。
これらのファイルにバリデータ、フィルタ、ソリューショングループを登録し、検証サービスがこれらを検索できるようにします。