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ウィザードでのテーブルの使用
フォームデータの保存
テーブルコンポーネントを使用してデータを編集できます。テーブルはバッファされたビューを使用し、すべてのオブジェクトが常に DOM に保存されているわけではないので、データが希望どおりに保存されるためには、いくつかの特別な処理が必要です。
テーブルのデータはすべてバックグラウンドでテーブルのデータストアに保存されます。ユーザーがフィールドを更新した場合、更新をこのストアに保存するデフォルトの処理が行われます。場合によっては、このデフォルトの処理が行われないことがあります。さらに、ウィザードがサブミットされると、すべてのデータが通常どおりにフォームに表示されるように、テーブル内の非表示の行がすべてレンダーされます。
ウィザードテーブルの制限事項
ブラウザのセキュリティ上の制約により、ブラウザのファイル入力フィールドをテーブルのデータストアに保存して値を再レンダーすることはできません。つまり、ストアからグリッドを再表示するオペレーション (ドラッグアンドドロップ、ロック、バッファされたテーブル内のスクロールなど) を実行した場合、ブラウザのファイル入力フィールドに入力された値はすべて失われます。これらの制限事項により、編集可能なテーブル内にファイル入力フィールドを配置しないようにしてください。
編集可能なテーブル内にファイル入力フィールドを配置する必要がある場合、値が失われる原因となるグリッド機能を無効にします。次のグリッド機能が無効になります。
列のドラッグアンドドロップ
列のロック
大きなテーブルのパフォーマンスを向上させる行バッファリング
テーブル内サーチ
選択したオブジェクトのみを表示
テーブル内の行の大量除去のパフォーマンスの向上
ファイルアップロードのプリファレンスでデフォルトのブラウザファイル入力を使用するよう設定されている場合にのみ、グリッド機能が無効になります。これには、ウィザード JSP に次のタグを追加します。
<jca:setTablePlugin ptype=”gridfileinputhandler”/>
「複数のドキュメントを作成」ウィザードの「属性」テーブル、および各種ウィザード (新規ドキュメント、新規変更リクエストなど) の「添付資料」ウィザードステップの「添付資料」テーブルでは、編集可能なテーブルにファイル入力フィールドが含まれているので、グリッド機能はオフに設定されています。