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データソースの監視
DataSourceMonitor MBean を使用して、各種プロパティを監視および設定できます。モニターを検出するには
windchill シェルから、"jconsole" を実行します。
MethodServerMain を選択します。
「MBeans」タブを選択します。
MBean は com.ptc>WebAppContexts>${WEBAPP_NAME}>Monitors>DataSourceMonitor にあります。
MBean の監視
パラメータ
説明
ActiveDataSourceCount
すべてのユーザーセッションで現在アクティブなデータソースの数。
TotalDataSourcesCreated
すべてのユーザーセッションで作成された DataSource の総数。
TotalDataSourcesDestroyed
すべてのユーザーセッションで破棄された DataSource の総数。
MBean オペレーション
パラメータ
説明
cancelLongRunningDataSources
すべてのユーザーセッションで、指定されたミリ秒以上実行しているデータソースをすべてキャンセルします。アクティブな DataSource と非アクティブな DataSource の両方がキャンセルされます。
MBean コンフィギュレーション
パラメータ
説明
AllEmptyPollingTimeout
クライアントがチャンクの有無をポーリングし、リクエストした ID のいずれにも使用可能なチャンクがない場合に、データチャンクを待機するときのタイムアウト (単位: ミリ秒)。
ChunkBlockingLimit
DataSource に格納可能なチャンクの数を制御します。この数を超えると、ポーリングされるかタイムアウトになるまで、アイテムを追加できなくなります。これによって設定される実際のアイテム数は ChunkBlockingLimit*MaxChunkSize です。
DataSourceTaskPoolKeepAliveTime
アイドルスレッドを DataSource タスクプールに残す時間 (単位: ミリ秒)。
DataSourceTaskPoolSize
DataSource タスクプールに置くことが可能なスレッドの最大数。
DataSourceTimeout
アイドル DataSource を残す時間 (単位: ミリ秒)。
FeedbackBlockingLimit
DataSource に格納可能なフィードバックアイテムの数。この数を超えると、ポーリングされるかタイムアウトになるまで、フィードバックを追加できなくなります。
InitialChunkPollingTimeout
非同期データソースを使用している場合に、使用可能なデータの最初のチャンクを待機する時間 (単位: ミリ秒)。これにより、可能な場合、コンポーネントは最初のレンダリングでテーブル内の一部のデータの表示を試みます。
MaxPollSize
各ポーリングで DataSource から返るデータの最大サイズ。
PreferredMinPollSize
ポーリングでのデータの最小サイズ。非同期データソースをポーリングする場合に、サーバーはこれに基づいて、さらなるデータを待機するかどうかを決定します。
PreferredSerializationSize
ポーリングリクエストに対する総レスポンスの推奨サイズ (単位: バイト)。最初のチャンクがこのサイズの上限に達していない場合、上限を超えるまで、チャンクが追加されます。このプロパティは、現在使用されていません。
ResultLimit
DataSource に追加可能なアイテムの総数。この数を超えると DataSource が失敗します。
SomeEmptyPollingTimeout
クライアントがチャンクの有無をポーリングし、リクエストした ID のすべてではなく一部に使用可能なチャンクがある場合に、データチャンクを待機するときのタイムアウト (単位: ミリ秒)。
TreeChildNodeFetchTimeout
ツリーの子データを待機するときのタイムアウト (単位: ミリ秒)。既成の値は 180000 ms で、この値を大きくすることによってタイムアウトエラーを回避できます。