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データソースのモード
同期: クライアントに送信する必要があるデータがすべて揃っていて、クライアントにチャンクで送信できるようにデータを DataSource に配置したい場合にこれは便利です。DataSource セッションは、クライアントに送信するオブジェクトのリストをとり、クライアントに送信されるデータの 1 つ目のチャンクが含まれている DataChunk オブジェクトを返します。データのリストが 1 つのチャンクに収まる場合、セッションは DataSource を作成せずに、チャンクだけを返します。そうでない場合、DataSource がデータとともに作成され、これに対して後から追加のチャンクをポーリングできます。データがさらに追加されないように、DataSource は閉じます。
非同期: この場合、データはまだ揃っていません。バックグラウンドスレッドでデータを取得して後からデータをクライアントに返すタスクをサブミットします。Java から提供されている Executor フレームワークの機能を利用します (詳細については、Executor の Javadoc を参照してください)。非同期 DataSource を作成するため、DataSource セッションは DataSourceTask をとり、これは後からバックグラウンドスレッドで実行されます。DataSourceFuture オブジェクトが返り、これによって DataSource 情報にアクセスできます。
無効: DataSource は無効になります。