基本的なカスタマイズ > ユーザーインタフェースのカスタマイズ > Windchill JSP フレームワークを使用した HTML クライアントのカスタマイズ > 属性パネル > ソリューション > ソリューション - 「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで定義された任意のレイアウトを使って高度属性パネルを作成する > 手順 - 属性パネルの作成 > TypedAttributesPanelBuilder の継承
  
TypedAttributesPanelBuilder の継承
このビルダーがデフォルトで作成するパネルについては、ソリューション - 作成、編集、その他の属性のスクリーンタイプレイアウトを使った高度属性パネルを作成するで説明しています。
このビルダーは TypedAttrLayOutFactory を呼び出して、パネルの AttributePanelConfig、ネストした GroupConfigsAttributeConfigs を作成します。カスタムビルダーでは、パネルのレイアウトを探すときに使われるスクリーンタイプや、パネルの描画に使われるビューを修正できます。
一般に、パネルのグループと属性の設定は、製品の一貫性を保つために、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで行う必要があります。ただし、まれに、コンフィギュレーションプロパティを修正する必要が生じることもあります。そのような特殊な場合には、ファクトリによって作成されたコンフィギュレーションオブジェクトを後処理して、グループのタイトル、属性の表示モード (編集可能または表示のみ)、ブール型属性の選択リストのスタイルなどの、コンフィギュレーションプロパティを修正することもできます。「タイプおよび属性の管理」ユーティリティで設定したグループと属性のコンフィギュレーションプロパティの大半は、GroupConfigs または AttributeConfigs でプロパティを設定することで、ビルダークラスをオーバーライドできます。コンフィギュレーション可能プロパティの一覧は、カスタマイズポイントを参照してください。
パネルコンフィギュレーションの修正
パネルコンフィギュレーションを修正するには、buildAttributePanelConfig() メソッドをオーバーライドします。buildAttributePanelConfig() メソッドは AttributePanelConfig を作成します。
コンフィギュレーションの変更例を次に挙げます。
パネルに使用する「タイプおよび属性の管理」ユーティリティのレイアウト。
レイアウトの検索時に異なるスクリーンタイプを使うには、TypedAttrLayOutFactory を使って、異なる AttributePanelConfig を取得します。
getTypedAttrLayOutFactory().getAttributePanelConfig(getComponentConfigFactory(),
params, ScreenDefinitionName.<your screen type>);
クラス ScreenDefinitionName は使用可能なスクリーンタイプを列挙します。
編集可能な属性パネルで属性フィールドの ComponentMode を表示のみに変更します。またはその逆を行います。
コンポーネントモードが属性の ComponentConfig で具体的に設定されていない場合は、パネルに定義されたコンポーネントモードが使用されます。
単一のフィールドを編集可能または表示のみに変更する方法については、TypedAttrLayOutFactory によって作成された AttributePanelConfig での AttributeConfig のプロパティの修正のサンプルコードを参照してください。
パネル内のグループまたは個々の属性のラベル。
これは、グループまたは属性のコンフィギュレーションに対して setLabel() メソッドを呼び出すことで指定できます。
パネルビュー (JSP) の修正
パネルビュー JSP の修正方法を参照してください。
パネルのコンテキストオブジェクトの修正
パネルコンテキストオブジェクトの修正方法を参照してください。