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Exporter を使用したオブジェクトのエクスポート
exporter などの Exporter クラスのインスタンスを作成すると、それを使用してトップレベルオブジェクトをエクスポートできます。オブジェクト obj をエクスポートするための呼び出しは、exporter.doExport(obj); になります。
実際には、これによって Exporter クラスのメソッド doExport (Object obj, String targetDTD, String targetElem) が呼び出されます。
このメソッドで、オブジェクト obj の実際のエクスポートハンドラが作成されます。
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XML ファイルに基づいて、使用可能なエクスポートハンドラのリストが <Windchill>\registry\ixb\handlers フォルダに作成されます。Exporter のコンストラクタに間違った DTD (システムで使用できない DTD) を渡した場合、ハンドラが作成されないため、オブジェクトをエクスポートすることはできません。エクスポートハンドラのエントリを XML ファイルに追加する方法については、エクスポート/インポートハンドラの作成方法を参照してください。
複数のオブジェクトがある場合は、1 つずつ exporter に渡す必要があります。
exporter.doExport(collection)
オブジェクトをすべてエクスポートした後、exporter.finalizeExport(); を呼び出す必要があります。
appHandler のクリーンアップメソッド (存在する場合) を呼び出すことができます。これでエクスポートの完了です。
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インストール情報とともに、コメント付きのサンプルファイルが配布されています。