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匿名アクセスのフォルダパスの設定
「カスタマイズフォルダ」プリファレンスにより、Zip フォーマットの Arbortext カスタマイズを含むフォルダへのパスが指定できます。指定したフォルダ内のすべての Windchill ドキュメントのコンテンツは、特別に構築した URL での認証なしに使用できます。
このプリファレンスを設定するには、「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「プリファレンス管理」 > 「Arbortext」 > 「カスタマイズフォルダ」の順に移動します。
サイト/組織: 匿名アクセスを無効にするには、このプリファレンスに空の値を設定して、「ロック」チェックボックスをオンにします。
製品/ライブラリ: Zip フォーマットの Arbortext カスタマイズを含む製品またはライブラリのフォルダへのパスを指定します。このプリファレンスの値が空である場合、製品またはライブラリには匿名で公開されるフォルダがないことを意味します。
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zip フォーマットの Arbortext カスタマイズに関する詳細は、Arbortext ヘルプセンターの「Deploying zipped customizations」セクション (プログラミング > Arbortext Customizer's Guide > Custom applications > Deploying zipped customizations) を参照してください。
デフォルトで、このプリファレンスの値は空です。このプリファレンスで製品またはライブラリの値が空である場合、そのコンテナへの匿名アクセスは許可されません。
管理者が強制的にこの機能を無効にする 1 つの方法は、プリファレンスのサイトレベルまたは組織レベルで空の値に設定してロックすることです。Windchill の通常の継承規則により、これによりすべての子の製品およびライブラリコンテナもこのプリファレンスに空の値を持つようになり、したがって機能は完全に無効になります。
プリファレンス値の例は次のとおりです。
Arbortext Customizations: "Arbortext Customizations" という名前の最上位フォルダを作成します。このフォルダ名にはスペースが含まれます。
Arbortext/Applications: 子フォルダ "Applications" を持つ "Arbortext" という名前の親フォルダを作成します。
「プロジェクト」または「プログラム」の中のこのプリファレンスに、空でない値が設定されているとします。これらのコンテナタイプでは機能が動作しないので、この設定は影響を与えません。より正確には、これらのコンテナで構成してそのようなフォルダにアクセスできる HTTP URL はありません。
「サイト」または「組織」の中にあるこのプリファレンスに空でない値が設定されたとします。継承規則により、すべての子コンテナが (独自の固有値でオーバーライドされないかぎり) この値を継承するので、これは実際には望ましくありません。これは、プリファレンスの値に一致するフォルダパスを持つ子の製品またはライブラリのすべてに、匿名で公開するフォルダのコンテンツがあることを暗に示しています。
プリファレンスの値を設定すると、サイト、組織、プロジェクト、またはプログラムコンテナのコンテキストに空でない値が割り当てられた場合は警告が表示されます。サイトまたは組織のコンテナに割り当てられた値が空でない場合、子コンテナのそれぞれに値が反映され、不注意で材料が公開される場合があります。プロジェクトまたはプログラムに割り当てられた値が空でない場合、影響はなく、警告もないため、ユーザーは予期せぬ結果に戸惑うかもしれません。警告の例は次のとおりです。