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カスタマイズ用のクライアント JAR の更新
カスタマイズ JAR コンポーネントは、対応する DSU および FCS コンポーネントに優先してロードされるので、定義済みの JAR セットに対するカスタマイズの追加およびオーバーライドを可能にします。
ユーザーまたはカスタマイザは、以下のコマンドを使用して、必要なカスタマイズ .includes ファイルにエントリを追加して対応する JAR を再構築できます。
ant -f MakeJar.xml buildCustClientJars
-DlogicalJarNames=jar1,jar2,…
ここで、"jar1,jar2,…" はカスタマイズコンポーネントを再構築する必要のある論理 JAR のリストで置き換えます。
ただし、多くの場合、いくつかのファイルをすでにオーバーライドし、この問題を処理するために更新したクライアント JAR のみが必要です。それには、codebase/jarContents/Cust.bom のオーバーライド済み/カスタマイズ済みファイルをリストし、以下のコマンドを実行します。
ant -f MakeJar.xml custUpdate
このコマンドでは以下のターゲットが実行されます。
updateCustIncludes: 各 FCS .includes と DSU .includes のファイルのペアを jarContents/Cust.bom とインターセクトし、対応する Customization.includes ファイルに共通部分を追加します。定義済みの初期の Cust.bom には、非常に一時的なエントリ (コード生成中に再生成されたプロパティファイルなど) がいくつか含まれることに注意してください。
expandJarLocales: DSU .includes と FCS .includes で _en localization によって表されるリソースバンドルに対して、jarContents/clientJarLocales で要求されたその他のローカリゼーションを Customization.includes に含めます。
buildCustClientJars: すべてのカスタマイズ JAR コンポーネントを再構築します。さらに、これらの JAR の (直接的または間接的) 親であるすべてのインデックス付きヘッド JAR を構築します。
加えて、前のセクションで説明した方法と同様の方法で、新しいクライアント JAR セットを構築することにより、より広範なクライアントカスタマイズもサポートされます。