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ソフトタイピング
ソフトタイピングは、顧客が実行時に定義済み Windchill スキーマにタイプおよび属性を追加できる Windchill 機能のセットの名前です。これは、データベースへのテーブルの追加、データベースの再起動、システムの再起動なしに実行できます。
ソフトタイピング機能を使用すると、顧客にとって意味を持ちビジネスプロセスに必要なデータタイプおよびメタデータ属性を追加できます。意図および目的に関しては、これら顧客定義タイプとシステムの定義済みオブジェクトには違いはありません。タイプでは、アクセス制御規則の割り当て、ワークフローとライフサイクルの割り当て、カスタム UI の割り当て、オブジェクト初期化規則による割り当て、API 経由でのアクセスなどが可能です。
Windchill のユーザーインタフェースは追加タイプおよび属性に自動的に対応 (つまり適応) するため、ユーザーインタフェースの修正は必要ありません。
一般的なガイドラインは以下のとおりです。ソフトタイピングによってニーズに対応できる場合は、そのように実行する必要があります。つまり、定義済みスキーマをカスタマイズ (たとえば、モデル化された拡張子を作成) しないでください。この規則は、Windchill の所有総経費、更新経費、および負担を最小限にするためのものです。これは Windchill のカスタマイズ機能を制限するものではなく、所有経費の削減を目的としています。