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パフォーマンスに関する注意事項
Windchill UI で計算属性が表示されるすべての場所でビジネスアルゴリズムが評価されることに注意してください。たとえば、計算属性が表示されるようにテーブルがカスタマイズされた場合、テーブルの各行に対してビジネスアルゴリズムを実行する必要があります。アルゴリズムがデータベース照会や複雑な計算を呼び出した場合、重大なパフォーマンスの問題が生じる可能性があります。このため、ビジネスアルゴリズムのパフォーマンスをできるだけ高くすることを強くお勧めします。このためには、バッチによるデータベース照会、結果のキャッシュ、部分的な静的計算などが考えられます。
部品構造全体で属性値の合計を計算する妥当なパフォーマンスのアルゴリズムのサンプルとして、"合計" アルゴリズム (AbstractCarambolaAttributeSumBusinessAlgorithm) の例を挙げて以下で説明します。さらに、このビジネスアルゴリズムのサンプルに対するパフォーマンステストの例として、テスト CarambolaAttributeSumBusinessAlgorithmTestIntegration を示しています。
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PSB ツリーでのビジネスアルゴリズムのレンダリングにはさらに多くの計算時間がかかることがあります。このため、BusinessAlgorithm のパフォーマンスをできるだけ高くすることをお勧めします。