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レポート生成 URL のカスタマイズ
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カスタム入力ページを使用したレポートのために、このカスタマイズはサポートされています。
レポート生成 URL を理解することは、アプリケーションをカスタマイズしてレポート生成機能をシームレスに統合するために重要です。レポートを起動する URL は、動的に作成するか、または既知の URL パラメータで静的に設定 (ブックマークなど) できます。レポート生成 URL には、 フォーム生成とレポート実行の 2 つのタイプがあります。フォーム生成 URL はユーザーからの追加入力を要求し (必要な場合のみ)、レポート実行ページに進むためのフォーム操作ボタンを生成します。レポート実行ページによって照会が実行され、HTTP リクエスト出力ストリームに出力が返されます。
これらの URL は両方とも直接編集して URL パラメータを追加できます。オリジナルまたは編集済みの URL は、ブックマークするか、または将来再使用するためにハイパーリンク内で使用できます。また、URL はプログラムでも生成できます。ReportTempateHelper クラスには、各タイプの URL 用の API が用意されています。それぞれ異なるパラメータをとる複数のバージョンを使用することもできます。詳細については、インストールされている Windchill Javadoc 内の getGenerateFormURL( ) および getExecuteReportURL( ) クラスエントリを参照してください。
フォーム生成 URL には、パラメータ値を直接指定できます。URL で指定されているすべてのパラメータ名について、入力フィールドがバイパスされます。さらに、すべての URL パラメータは、フォームの操作ボタンによってレポート実行 URL に渡されます。また、レポート実行 URL は、ReportTemplateHelper メソッドにより URL パラメータからレポートパラメータ値をすべて引き出します。レポートパラメータに対応する URL パラメータが存在しない場合は、レポートパラメータのデフォルト値が使用されます。 デフォルト値を使用します。ほかにも、以下の表で説明されている URL パラメータを使用できます。
URL パラメータ名
説明
jrb
結果列ヘッダをローカライズするための Java リソースバンドルの名前。提供されている XSLT スタイルシートはすべて、Java リソースバンドルの名前が指定されていれば、結果列ヘッダをローカライズできます。この目的は、レポートテンプレートのユーザーインタフェースではロケールごとに文字列を入力する方法が用意されていないので、1 つの照会を再使用して複数の地域言語をサポートできるようにすることです。
フォーマット
フォーマットタイプとして、formatDelegate または formatCustom を指定します。このパラメータは、レポートテンプレートオブジェクトに XSL 指定がない場合にのみ使用されます。
delegateName
代理名を指定して、Windchill コードベースから XSL スタイルシートを取得します。代理名は、dbservice.properties ファイルで指定されている値と一致する必要があります。このパラメータは、レポートテンプレートオブジェクトに XSL 指定がない場合と、format URL パラメータに "formatDelegate" の値がある場合にのみ使用されます。
xsl1
カスタム XSL スタイルシートの URL を指定します。このスタイルシートは照会結果に即座に適用され、ユーザーへの直接出力や別の XSL スタイルシートへの入力に適した出力を生成できます。このパラメータは、レポートテンプレートオブジェクトに XSL 指定がない場合と、cformat URL パラメータに "formatCustom" の値がある場合にのみ使用されます。
xsl2
カスタム XSL スタイルシートの URL を指定します。このスタイルシートは最初の XSL スタイルシート (xsl1 によって指定) の出力に適用され、ユーザーへの出力を生成します。このパラメータは、レポートテンプレートオブジェクトに XSL 指定がない場合、format URL パラメータに "formatCustom" の値がある場合、および xsl1 URL パラメータが指定されている場合にのみ使用されます。