インストールおよびアップグレード > 高度な展開の検討事項 > クラスタ Windchill 環境のインストールと設定 > サーバークラスタ設定の概要 > Windchill 環境のクラスタ化の設定 > 例で使用しているプロパティについて
  
例で使用しているプロパティについて
次の表に、前の例で使用しているプロパティとその使用方法をまとめます。
プロパティ
説明
wt.rmi.server.hostname=A
クラスタ内の各ノードは、全体としてクラスタのように動作する必要があります。クラスタ内の個々のノードに対するリクエストは、ほかのすべてのノードと同じレスポンスを生成する必要があります。共通名が現在のノードになるように、ローカルマシンのホスト照会を設定します。次のエントリを、サーバーのホストファイル (UNIX ホストファイルは /etc/hosts、Windows ホストファイルは <WNNT>/system32/drivers/etc/hosts) に追加します。
127.0.0.1 A
クライアントが 1 つのサーバークラスタとしてのこれらのノードにアクセスするには、RMI ホスト名を、クラスタ全体で共通の既知の名前に設定する必要があります。ここではホスト A です。このプロパティはインストール時に設定されています。
wt.cache.master.slaveHosts=B, C, D
JMX 管理コンポーネントが各ノードから通信できるようにするには、すべてのクラスタノードにこのプロパティが必要です。このプロパティは、プロパティ内のホストが信頼されており、Windchill クラスタノードへのアクセスを許可されていることを JMX 管理コンポーネントにも指示します。
wt.cache.master.hostname=D
このプロパティは、キャッシュマスターになることができるホスト名を定義します。このプロパティが定義されていない場合、クラスタ内の任意のホストがキャッシュマスターになることができます。このプロパティが設定されている場合、すべてのクラスタノードに設定する必要があります。