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エクスポート定義ファイルの作成
エクスポートを実行するには、最初にエクスポート定義ファイルを作成する必要があります。エクスポート定義ファイルには、DefinitionExporter.xml などの任意の名前を付けることができます。エクスポート定義ファイルのフォーマットを以下に示します。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE NmLoader SYSTEM "standardX26.dtd">
<NmLoader>
<csvExportDefinition handler="com.ptc.core.lwc.server.
TypeDefinitionExporter.beginExportDefinition">
<csvtoLocation>D:\temp</csvtoLocation>
<csvtoFileName>documents.xml</csvtoFileName>
<csvexportDefClass>com.ptc.core.lwc.server.LWCTypeDefinition</csvexportDefClass>
<csvexportNames>wt.doc.WTDocument</csvexportNames>
</csvExportDefinition>
</NmLoader>
このサンプルエクスポート定義ファイルは、wt.doc.WTDocument タイプおよびそのすべてのサブタイプのメタデータを次の場所にあるロードファイルにエクスポートするようエクスポーターに指示しています。ここで、# は生成されたタイプロードファイルに追加される番号サフィックスです: D:\temp\documents_#.xml
次の表では、エクスポート定義ファイル内の <csvExportDefinition> 要素にネスト可能な要素について説明しています。
要素
説明
<csvtoLocation>
タイプロードファイルが生成される場所を指定します。この要素に対して指定する値は、絶対パスでなければなりません。この要素を指定しない場合、タイプロードファイルは Windchill インストールの一時ディレクトリ (wt.temp プロパティで指定) に生成されます。
この要素はオプションです。
<csvtoFileName>
エクスポートによって生成されるタイプロードファイルの名前を指定します。ロードファイルのファイル名の末尾には、番号サフィックスが追加されます (TypeLoadFile_3.xml など)。生成されるロードファイルの数は、エクスポートされるタイプ定義をサポートするために必要な基本定義データによって異なります。2 つ以上のロードファイルが必ず生成されます。
この要素は必須です。
<csvexportDefClass>
エクスポートするオブジェクトクラスを指定します。以下の値があります。
com.ptc.core.lwc.server.LWCTypeDefinition - タイプをエクスポートします。
com.ptc.core.lwc.server.LWCEnumerationDefinition - グローバル列挙とそのオーガナイザーをエクスポートします。
この要素は必須です。
<csvexportNames>
タイプロードファイルにエクスポートするタイプまたはグローバル列挙の名前を指定します。
タイプの場合、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティの「タイプを管理」ウィンドウに表示されるタイプの内部名を使用します。指定したタイプとそのすべてのサブタイプがエクスポートされます。
グローバル列挙の場合、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティの「グローバル列挙を管理」ウィンドウのように、グローバル列挙の内部名を使用します。
この要素はオプションです。この要素が指定されていない場合、<csvexportDefClass> に指定されたクラスに基づいてすべてのタイプまたはすべてのグローバル列挙がエクスポートされます。
<csvmode>
エクスポートを実行するモードを指定します。以下の値があります。
0 - ローカライズされたすべての値が、XML ファイルの一部としてエクスポートされます。これがデフォルトです。
1 - ローカライズされたすべての値が rbInfo ファイルにエクスポートされます。
その他のエクスポートモードは、必ずテクニカルサポートの指示に従って実行してください。
この要素はオプションです。