特殊な管理 > サポートされるビジュアリゼーションとパブリッシング > トラブルシューティング > 手動によるドキュメントのパブリッシング > WVS ジョブモニターの使用
  
WVS ジョブモニターの使用
WVS ジョブモニターは、パブリッシングサブシステムの継続的な動作状況を評価する際に役立つツールセットを提供します。この情報には次の内容が含まれています。
各 Worker で処理されたジョブ数
失敗したジョブ数
各ジョブの日時
キューの優先度
サブミット時間、開始時間、終了時間
パブリッシングジョブを開始したイベント
WVS ジョブモニターを表示するには、「ユーティリティ」ページで「WVS ジョブモニター」を選択します。ユーティリティのリンクは複数あり、WVS ジョブモニターの動作は起動先のコンテキストに基づきます。たとえば、WVS ジョブモニターを「ホーム」または「ユーティリティ」ページから起動すると、ユーザーがサブミットしたジョブのみが表示されます。WVS ジョブモニターを、「製品」または「プロジェクト」の「ユーティリティ」ページから起動すると、そのコンテキストでユーザーがアクセスしたジョブを表示できます。同様にこの概念は、組織および、Visualization ポータルウィンドウ上または Windchill ホームページからのサイトのユーティリティコンテキストに適用されます。
WVS ジョブモニターは、「ジョブサマリー」ウィンドウおよび「ジョブの詳細」ウィンドウの 2 つで構成されます。
ジョブサマリー
特定のジョブの詳細を表示するには、「ジョブステータス」列のリンクを選択します。
ジョブの統計を表示するには、WVS ジョブモニターの「ジョブのサマリー」領域にあるアイコン を選択します。
次に表示する「ジョブの統計」ウィンドウには、各エントリについて、オーサリングツール、Worker 名、ジョブ数、失敗か成功か、失敗したジョブと成功したジョブの全体の割合などの情報が表示されます。この情報は、システムの全体的な動作状況を診断する際に役立ちます。
「ジョブの統計」領域の下には、「Worker 利用率」サマリーテーブルが表示され、同じ統計が Worker ごとにまとめて表示されます。また、各 Worker がビジーな時間もここから判断できます。
「統計を保存」ボタンをクリックすると、ジョブの統計が CSV (コンマ区切り値) ファイルに保存されるので、Microsoft Excel などのアプリケーションに読み込むことができます。この情報には、サマリーウィンドウより詳しい情報が含まれます。