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「キューエントリ」テーブル
「キューエントリ」テーブルには、現在キューにあるエントリがすべて表示されます。テーブルの列に各エントリの詳細が表示されます。キュー内のエントリを管理するときは、「ステータス」列が貴重な情報源になります。
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同じステータスのエントリをグループ化するには、「ステータス」列で並べ替えます。
バックグラウンドキューの各エントリは、ステータスを持つ処理タスクに相当します。エントリのステータスは、以下のいずれかになります。
ステータス
説明
準備完了
タスクが初期状態であることを示します。実行を待っているのは、「準備完了」ステータスのエントリだけです。その処理方法はキュータイプに応じて変わります。
実行中
エントリが実行用に選択されていることを示します。エントリのステータスは「実行中」から「完了」または「失敗」のどちらかに変わります。
完了
タスクが正常に実行されたことを示します。このエントリが自動削除されない場合は、キューから「完了」エントリをパージして、キューのサイズがデータベースの容量を超えないようにします。
失敗
実行中にエラーが発生したことを示します。「失敗」状態のエントリをキューからパージして、キューのサイズがデータベースの容量を超えないようにすることができます。
再スケジュール
キューのエントリが実行され、自動的に再スケジュール化されたことを示します。
重大
エントリの実行中に予期しない問題が発生したことを示します。必要に応じて、この種の問題が発生した場合にキューが短時間サスペンドされるように設定できます。「編集」ウィンドウの「サスペンドの期間」フィールドを使用して、サスペンドの期間を指定できます。キュー属性の編集を参照してください。
キューの定期的な保守は、システムパフォーマンスにとって重要です。失敗したエントリおよび重大なエントリが累積するとキューテーブルが大きくなり、キューパフォーマンスが低下します。失敗エントリと重大エントリを定期的に確認して、失敗エントリを削除すべきか、重大エントリを削除すべきか、「準備完了」にリセットすべきかを決めます。
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デフォルトでは、完了したタスクはキューから削除されますが、wt.queue.removeCompleted プロパティの設定で残すように指定されている場合は、定期保守の際に、完了したエントリを手動で削除します。
「キューエントリ」テーブルから、キューエントリのリセットまたは削除ができます。
1 件のエントリをリセットするには、エントリ行を右クリックして、操作メニューの「リセット」を選択します。
複数のキューエントリをリセットするには、以下の手順に従います。
1. リセットするキューエントリに対応する行の先頭にあるチェックボックスをオンにして、リセットするキューエントリを選択します。
2. 「リセット」アイコン をクリックするか、右クリックして操作メニューの「リセット」を選択します。
この操作は、すでに「準備完了」ステータスに設定されているキューエントリには影響しません。
1 件のエントリを削除するには、エントリ行を右クリックして、操作メニューの「削除」を選択します。
複数のキューエントリを削除するには、以下の手順に従います。
1. 削除するキューエントリに対応する行の先頭にあるチェックボックスをオンにして、削除するキューエントリを選択します。
2. 「削除」アイコン をクリックするか、右クリックして操作メニューの「削除」を選択します。
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キューからエントリを手動で削除しないと、キューに入っているタスクがデータベースの保存容量を超えてしまう可能性があります。