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テーブルおよび結合 (照会ビルダー)
「テーブルおよび結合」タブでは、照会の対象とするテーブルを追加して、それらのテーブル間に結合を指定できます。テーブルは、ウィンドウ内でドラッグアンドドロップしてわかりやすく表示できます。テーブル間の結合はテーブルと一緒に移動します。テーブルの新しい位置は、「適用」をクリックして変更内容を保存する際に一緒に保存されます。
「テーブルおよび結合」タブでは、次の操作を実行できます。
照会へのテーブルと結合の追加
照会内のテーブルおよび結合の修正または削除
照会の主要タイプの設定
テーブル
テーブルは Windchill データベース内のタイプまたはサブタイプ、もしくは既存のレポートテンプレートのいずれかです。「テーブルおよび結合」タブでは、テーブルは長方形のノードで表されます。
長方形のノード内には、テーブルのエイリアスが表示されます。エイリアスはテーブルの別名です。特に、照会で同じタイプまたはレポートテンプレートビューを繰り返し使用する場合に便利です。「照会ビルダー」のほかの部分でタイプまたはレポートテンプレートビューを参照する場合は、常にエイリアス名を使用します。デフォルトでは、テーブルの最初のエイリアスはテーブルの表示名になります。テーブルのエイリアスが照会にすでに存在する場合は、エイリアス名が一意となるように数字が付加されます (たとえば、Document1)。テーブルを表す長方形の上にマウスポインタを置くと、テーブルのエイリアスと内部タイプ名を確認できます。
照会に追加したレポートテンプレートは、レポートテンプレートビューとも呼ばれます。Windchill の標準のタイプと同様に、レポートテンプレートビューは結合の作成、レポート出力の列として含める属性の選択、サーチ基準の指定、および並べ替え順の決定に使用できます。このヘルプでは、特に明記しないかぎり、タイプに関する説明はすべてレポートテンプレートビューにも適用されます。
レポートテンプレートビューでは、既存のレポートを簡単に再使用できます。複雑な照会がすでに定義されていて、レポートテンプレートとして保存されている場合は、別のレポートにレポートテンプレートビューとして含めることで再使用できます。レポートテンプレートビューは、ネストした照会の実行や複雑な結合の作成に使用できます。レポートテンプレートビューをネストして、ネストされた SQL 照会と同様の複雑な照会を定義できますが、複数レベルのネスティングはパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
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別のレポートでレポートテンプレートビューとして使用されているレポートテンプレートは削除できません。同様に、別のレポートテンプレートのレポートテンプレートビューから参照されているレポートテンプレート列は、参照が除去されるまで、元のレポートテンプレートから削除できません。
結合
テーブル間の関係は非常に重要です。「照会ビルダー」を使用することにより、これらのテーブル間の可能な関係を選択し、サーチ対象のオブジェクトに適用可能な関係を指定できます。このような関係を結合と呼び、Windchill データモデルによって一連の関係が決定されます。「テーブルおよび結合」タブでの結合は、結合の方向を示す矢印として表されます。
複数のタイプが 1 つの照会に含まれている場合、各タイプは結合されている必要があります。結合されていないと、レポートの生成時にレポート出力に返されるオブジェクト (行) が重複する可能性があります。「レポートを表示」を使用してレポートのプレビューを行い、適切な結合が作成されていることを確認してください。各テーブルには、別のテーブルに接続した結合の矢印が少なくとも 1 つ必要です。