組織の削除

このセクションで説明するように、組織参加者の削除がシステムにどのような影響を与えるか確認していない場合は、削除しないでください。

最初の操作は、Windchill データベースから組織参加者を削除します。2 番目の操作は、Windchill データベースとディレクトリサービスの両方から組織参加者を削除します。2 番目の操作を使用するには、ディレクトリサービスおよびデータベースから組織参加者を削除できるアクセス許可が必要です。

• 該当組織は、すべての通知リストから除去されます。

• 該当組織を識別するすべてのアクセス制御規則がドメインのアクセス制御ポリシーから除去されます。ユーザーが、削除された組織のメンバーシップからのみ派生するアクセス許可を持っていた場合、無効になったアクセス許可を復元するため、新しい規則を作成する必要がある場合があります。

• ローカルチームまたは共有チームに追加されていた組織を削除した場合、チームメンバーシップでは、その組織が削除済みとして表示されます。また、削除した組織のメンバーであり、その結果として対象チームに属していたユーザーは、チームのメンバーではなくなります。組織を削除した後も「メンバー」テーブルに表示されるので、チームの管理担当者は、その組織が削除されていることを確認できます。削除した組織はすでにチームのメンバーではないので、その組織の行を「メンバー」テーブルから消去できます。

組織参加者が Windchill データベースとディレクトリサービスの両方から削除されると、今後、その組織がサーチ結果に含まれないだけではなく、前述のような結果になります。

組織 LDAP エントリがディレクトリサービスから除去されていないと、サーチ結果から組織が選択された場合、新規組織参加者が Windchill データベースに作成されます。この新規組織オブジェクトは削除されたオブジェクトと異なり、以前の削除によるすべての影響は引き続き有効です。